国宝烏城
これ松本市深志城の石垣。
平城で築城前に沼地だったところと看た。
石垣が乱積み。通常の城に見られる大きな積み石が隙間無く積んであるのでなく、荒く配置されて、その間に小さな石がたくさん組まれていて、決して綺麗な状態ではないけれど長く持っていることが判ります。しかも廻りは掘りではなく池なのです。
そしてこの地は有名なフォッサマグナの通り道です。多分、松の生木をイカダのように床にして、其処に組み上げた石積みであろうと思います。揺れるところでは小の石が力を分散する役目を担っているのでしょう。これは天空の城ならぬ水上の城なのです。
詳しい写真は付けません、具体的にはご自分で行って確かめてください。これからの季節には良い散歩コースです。揺れる社会での生き方の参考にどうですか。
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