政変
政府が変更になって、新しい政策が求められています。
「自民党をぶっつぶす」を信じて、入れた票まで含めると、3度にわたって、これまでの政治が否定された経緯は重いですね。
政治に関しては、自分でやらなかったので、此処で語っても何の意味もないけれど、防備録として書き留めておきたいと思います。
これまでしていたことを改めることが必要で、「庶民が生活していける」ことを優先してあたって欲しいです。
まず課税の問題を改めて欲しいです。
今から40年遡った1970年頃の税率にすると、かの頃の生活が再現できるのではないでしょうか。
1.主権者のご機嫌を伺いながら、政をするのが政党
消費税は、政府の政策の出来不出来に関係なく徴収できるので、政の能力を問われない政治体を作り出してしまいます。
本来、主権者を顧客として満足度を高めなければいけないのに、自分たちの廻りにいる高額所得者の意見を聞き、間違った税制を布いてしまいました。
消費税を掲げる政府は、主権者のご機嫌を伺う必要がないので、政治体としての努力をしなくても税収が上がるので、景気を良くして、所得税を徴収しやすくする環境創りの為に努力しなくなりました。
結果として、不景気が訪れたのです。
今が消費税をやめるチャンスだと思います。
2.税率で「逃げ場のない」状態を作り出さない。
所得税の累進課税を復活させる。
所得が多くなるほど、税率が高くなる累進課税方式は、とても優れた税法だと思います。
消費税は、買い物のの度に「税を実感」するので、どうしても買い控えをしてしまいますが、所得税は、申告に係わる3月だけの苦しみですので、普段は欲に駆られて、つい「稼いで」しまいます。
つまり税を忘れている期間が長い、所謂「朝三暮四」ですが、毎日税を実感する消費税の「苛政は虎より猛し」よりは、よりマシというわけです。
私自身、昔、税金の支払いに苦しんでいた時の方が、税金を払わずに済む今よりずっと、楽だったことを実感しています。
ところで、消費税5%のアップの宣伝に、落合さんと慎吾さんが出ていて、「税を安くして欲しい」と言っていましたが、結果として税率ではなく、本人が売れなくなったということで、彼らは税金を安くできましたね。
この様に、ひとは希望したとおりになれるのです。
そのように、「希望したとおりになれる」社会が、「良い社会」だと思います。
高額所得者が、税率が高いのでいやなら、所得を減らすことで逃げ道があります。低額所得者は、税率が高くて税負担がたいへんなので、高額所得者になるというわけには行きません。この社会構造ではダメです。
だれでも、好めば所得を増やすことができ、それでも叶わない人は、税金がゆるいという救済策がある低所得層に甘んじられる社会が、住み易い社会だと思います。
逃げ道のある仕組みを作っておくことが、良い政ではないでしょうか。
「窮鼠猫を噛む」のことわざのとおり、庶民をバカにしてとぼけた課税をして、逃げ道を無くしてしまったので、庶民は反撃に出たのです。それを、単に政変だけで終わらせると、新しい政府もまたまた、同じ轍を踏むことになりましょう。
民主党さん思い切って、消費税を止め、累進課税を復活させましょう。ガンバッテ下さい。
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