無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

月曜日, 9月 07, 2009

政変

 政府が変更になって、新しい政策が求められています。


 「自民党をぶっつぶす」を信じて、入れた票まで含めると、3度にわたって、これまでの政治が否定された経緯は重いですね。

 政治に関しては、自分でやらなかったので、此処で語っても何の意味もないけれど、防備録として書き留めておきたいと思います。



 これまでしていたことを改めることが必要で、「庶民が生活していける」ことを優先してあたって欲しいです。

 まず課税の問題を改めて欲しいです。
今から40年遡った1970年頃の税率にすると、かの頃の生活が再現できるのではないでしょうか。


 1.主権者のご機嫌を伺いながら、政をするのが政党

 消費税は、政府の政策の出来不出来に関係なく徴収できるので、政の能力を問われない政治体を作り出してしまいます。

 本来、主権者を顧客として満足度を高めなければいけないのに、自分たちの廻りにいる高額所得者の意見を聞き、間違った税制を布いてしまいました。
 
 消費税を掲げる政府は、主権者のご機嫌を伺う必要がないので、政治体としての努力をしなくても税収が上がるので、景気を良くして、所得税を徴収しやすくする環境創りの為に努力しなくなりました。


 結果として、不景気が訪れたのです。
今が消費税をやめるチャンスだと思います。


 2.税率で「逃げ場のない」状態を作り出さない。

 所得税の累進課税を復活させる。

 所得が多くなるほど、税率が高くなる累進課税方式は、とても優れた税法だと思います。
 消費税は、買い物のの度に「税を実感」するので、どうしても買い控えをしてしまいますが、所得税は、申告に係わる3月だけの苦しみですので、普段は欲に駆られて、つい「稼いで」しまいます。

 つまり税を忘れている期間が長い、所謂「朝三暮四」ですが、毎日税を実感する消費税の「苛政は虎より猛し」よりは、よりマシというわけです。
 私自身、昔、税金の支払いに苦しんでいた時の方が、税金を払わずに済む今よりずっと、楽だったことを実感しています。

 ところで、消費税5%のアップの宣伝に、落合さんと慎吾さんが出ていて、「税を安くして欲しい」と言っていましたが、結果として税率ではなく、本人が売れなくなったということで、彼らは税金を安くできましたね。

 この様に、ひとは希望したとおりになれるのです。

 そのように、「希望したとおりになれる」社会が、「良い社会」だと思います。

 高額所得者が、税率が高いのでいやなら、所得を減らすことで逃げ道があります。低額所得者は、税率が高くて税負担がたいへんなので、高額所得者になるというわけには行きません。この社会構造ではダメです。

 だれでも、好めば所得を増やすことができ、それでも叶わない人は、税金がゆるいという救済策がある低所得層に甘んじられる社会が、住み易い社会だと思います。

 逃げ道のある仕組みを作っておくことが、良い政ではないでしょうか。

 「窮鼠猫を噛む」のことわざのとおり、庶民をバカにしてとぼけた課税をして、逃げ道を無くしてしまったので、庶民は反撃に出たのです。それを、単に政変だけで終わらせると、新しい政府もまたまた、同じ轍を踏むことになりましょう。

 民主党さん思い切って、消費税を止め、累進課税を復活させましょう。ガンバッテ下さい。