無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

金曜日, 2月 12, 2010

ランドラッシュを見る

 昨日、NHKのランドラッシュに関する番組を見ました。
韓国、中国、インドなどが、ウクライナなどの農場を借り上げ、自国民のために食料を確保することを目的として、世界中でしのぎを削っているようです。

 わが国はその姿勢に懐疑的で、官民とも消極的な取り組みで、初めて独自の姿勢を貫いていることに、共感を持ちました。

 いずれ来る、人口爆発や中国インドなどの食生活の改善により、世界中の食料は食い尽くされ、日本向けに回ってくるマーケットの食料は、皆無になるのは火を見るより明らかです。

 同時に進行する、まずひとつの懸念は、水環境の悪化により世界の農地が枯渇していく問題です。
この問題では、日本は世界でも類の無い潤沢な環境にあるので、自給率を100%とするだけでなく、食料輸出国になれる可能性を秘めています。

 次の懸念は、石油が枯渇しつつある問題です。

 これらの三つの問題を組み合わせて考えると、今の日本農業が目指すべき方向は、脱石油方式の農法を開発して、日本から世界に向けて食料を供給していくことを、国家の目標として定めることではないでしょうか。

 私は、とりあえず、自家消費分ではありますが、米、味噌、しょうゆ、野菜は云うまでもなく、肉や魚も含めて自給率を100%にし、余るところは販売していく姿勢で、新しい農法を開拓しようと考えています。