ランドラッシュを見る
昨日、NHKのランドラッシュに関する番組を見ました。
韓国、中国、インドなどが、ウクライナなどの農場を借り上げ、自国民のために食料を確保することを目的として、世界中でしのぎを削っているようです。
わが国はその姿勢に懐疑的で、官民とも消極的な取り組みで、初めて独自の姿勢を貫いていることに、共感を持ちました。
いずれ来る、人口爆発や中国インドなどの食生活の改善により、世界中の食料は食い尽くされ、日本向けに回ってくるマーケットの食料は、皆無になるのは火を見るより明らかです。
同時に進行する、まずひとつの懸念は、水環境の悪化により世界の農地が枯渇していく問題です。
この問題では、日本は世界でも類の無い潤沢な環境にあるので、自給率を100%とするだけでなく、食料輸出国になれる可能性を秘めています。
次の懸念は、石油が枯渇しつつある問題です。
これらの三つの問題を組み合わせて考えると、今の日本農業が目指すべき方向は、脱石油方式の農法を開発して、日本から世界に向けて食料を供給していくことを、国家の目標として定めることではないでしょうか。
私は、とりあえず、自家消費分ではありますが、米、味噌、しょうゆ、野菜は云うまでもなく、肉や魚も含めて自給率を100%にし、余るところは販売していく姿勢で、新しい農法を開拓しようと考えています。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home