無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

月曜日, 9月 03, 2007

ジャム作りは、土つくりから 

農薬のない果樹を育て、水飴での無添加ジャムを作って2年、今年もブルーベリーの収穫を無事終え、一息ついているところです。 
 今年は、とにかく忙しく時がすぎていくような気がしていましたが、農業とジャム作りに共通した理論を見つけることができ、少しだけ進歩したような気がしています。 
 これもひとえにみなさまのご愛顧の賜と有り難く感謝しております。

 浸透圧はジャム作りには欠かせない科学ですが、植物の生育にもまた欠かせない理論のようです。

 土と根の界面では、雨が降ると土中の水分濃度が高まり、土から根に水が供給されます。
 
美ヶ原の麓では昼夜の温度差が大きく、果物の味がよくなります。 
 その訳は、夜は夜露により根の水分が高くなり、根から土に酸性を帯びた水分が大量に移り、土中のミネラルを溶かし出します。 
 昼は一転、ミネラルが溶けた水をどんどん吸い上げて果実に届けますので、おいしいくなるのです。 

 ところが植物の根は、物質を区別できませんので、悪い物質が有ればそのまま吸収してしまいます。 

 酸性の果物の栽培には、化学物質や農薬を使わないことこそが、食の安全につながると考えます。