水力発電所を増設できる案
いちごの花が咲いて、いつの間にか、もう2番花が咲いています。
あと、ひと月でイチゴの最盛期になります。
原発が突然鬼っ子になって、代替手段は、どのように?
思案にくれていたも仕方ないので、私案を少々。
風力、ソーラーパネルについては、民間活力が促進されるよう、電力法を改正して、誰でもが買電業を営めるようにする事だと思います。
そして、購入価格を正当な価格にして、60円KW以上にすること、補助金だとまた財源とか問題になるので費税を徴しないで、その分プラスアルファーになるようにすることで、個人で屋根に載せることを促進させましょう。
次ぎに、水力発電について、既存の発電所の下流域に、増設することで、水力の発電量を飛躍的に増大することができます。
技術的には、問題が起きないシステムであるので、安心安全かつ、経済的にも実績のある技だと思います。
どのようにするか?
既存の発電所の放水口に堰を設け、それを速やかに山中にトンネルを掘り、山の中腹をくり抜いて、下流の川沿いの山が有るところまで導水し、そこに発電所を新設します。
解決すべき技術の問題は、直径3m位のシールドマシーンを開発すること、地下鉄や新幹線から見れば簡単なことです。
それで、山の中腹をくり抜いて、自由に掘り進めるようにします。
次ぎに法整備、まず、地方自治体や第3セクター、企業などが発電業を営めるようにすること、売電価格を高めに設定して、既存電力会社が買うようにしたり、配電事業も営めるようにすることだと思います。
そして、既存の水利権の開放により、流域も変更できるようにすることで、取水と放水の河川を適当に選べるようにすることが、2番目の法整備。
最後に、地下に関する法律を変え、山中では、あるいは地下10m以下に所有権を及ぼさない法体系に変えること。
もし、地下に関する権利が必要なら、改めて地下権に関する法律を定め、国の管理下におき、送水管の掘削が自由にできるようにすることです。
それによって、発電所の下流から取水して、適度の落差のある下流まで、山中を自由にトンネルを掘り送水できれば、そこに新たな発電所が増設できることになります。
私の家の近くにも、大正年間にできた発電所が有りますが、当時は送水管の掘削がたいへんなことで、山の斜面数m下を手で掘り進んだのです。
昔の土地買収と、落差を考えた掘削ができる範囲は、ほとんど作られています。
でも、近代の技術を持ってすれば、造作もなく山中に分け入り、逆落差も、土砂捌けドレンの設備を設ければ、取水口と排出口の落差だけの計算で、新たに建設できる発電所用地は沢山あります。
しかも、下流に行くほど大水量になるのです。
当地の依田川水系だけでも、数カ所の中規模発電が可能であり、水系を変え、山の反対の千曲川に直接注水が可能なら、依田川水量をそっくり移す大規模発電所も可能になります。
技術的には、問題はなにひとつ無いと思います。
ただ、法的な問題だけが残っているだけ、将に政治が関わるべき時だと思います。
原発を止めるに、消費者に精神論だけ求めても、いずれ破綻してしまうと思います。
政治こそができる代替案を指し示す時が、今、なのではないでしょうか。
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