理研であるべきこと
「小保方君すごいな!これが万能細胞の種か、さっそく発表に向けて論文を整備しよう。」
「ノート・資料は、00君が、小保方君に目を通してもらってまとめよう。」
「再現実験は00チームが、発展はXX君のところで取り組もう。」
「発表できるようにするのに、タイムスケジュールを決めよう。」
「頑張って。」
というやり取りがあって、はじめてスタートライン。
それなくして、(同僚)「わかります?」(上司)「わからない。」
小保方さん、仕方ないので「ネイチャーに投稿して、仰ごう。」
これ組織と違う。
ネイチャーより前に、理研が研究成果を発表するべきだった。
理研として、再現性を確保して、「できました。」であって、
「できます。」というのは、「できるはず。」であり「できていない。」
ことを意味していて、組織の発表前の段階、
「ネイチャーなら再現してくれるか?」は間違いだった。
なぜそうなったか?社長がいないからだと思います。
組織や肩書がヒトを作ります。
理研は、社長が過去の人、
会長は居た模様だが、それしかいなけりゃ社長になる。
社長が社長の仕事しないで、部下がやっても、それは部下の頭でやった仕事。
社長の仕事は、社長がやらねば。
理研がすべきことはまず、理事長が辞職して、
横滑りでもいいから、責任とれるヒトが理事長職に就くこと。
そこからではないのかな。
政府系の研究機関と一緒に仕事したので、事情が解ります。
社長がいない。総務部長がいない。これでは組織の方向性がなくなる。
チームリーダーの下に誰もいない。リーダーなのに部下いなけりゃ変。
組織として意志もなければ、動きもない。で、ああなる。
大事なのは、天才を発見してみんながサポートすること。
それ秀才の仕事。秀才には天才の仕事はできないけど、目標さえ与えれば大きな仕事できるが、自ら目標を見つけることができない。
秀才を集めておいて、天才を探すしかない。それは無駄ではない。
無駄に見えるが、遊びの範囲。
秀才に仕事させると、理研の調査メンバーのような結論になる。
裁判は、総務の仕事、最後。
まず、会社の成果を上げるべく、秀才を働かせるべき。
天才に野暮な仕事させるな。天才は方向付けをさせるべき。
せっかく発見した才能を無駄にするな。
頑張れ、理研の良心。
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