イネの成長が判る為には、糀が出せるようになること
植物の生長理論は難しいですが、イネの成長については比較的理解ができそうです。その最初の理論として、種の生長理論があります。
種の仕組みを、頭の中で分解するには、糀を理解することが近道です。
糀が出せると言うことは、温度管理の妙を会得することで、温度をコントロールして糀菌を繁殖させるには、酵素を理解することに通じ、理解ができれば美味しいこうじができ、美味しい味噌が得られます。
美味しい味噌が造れれば、イネの種から優良な苗を作ることができます。
「苗八作」とも言われますが、強い苗を育てることができれば、強い稲・大きい穂を育てることができます。
大豆育てて、糀だして味噌こねて、美味しい味噌ができるようになって、きっと一人前なのでしょう。
料理も同じ事なのでしょう。
不思議なことひとつあります。世に職人は沢山居て、杜氏・調理師など名人と呼ばれる人達がいますが、市場や畑にある物を使って、美味しく作ることが仕事だと思われているように見えます。あるいは私が知らないだけかも知れません。
本当の美味しさは、野菜なら全く混ぜモノなしで育てると、そのままで凄く美味しくて、調理なんて必要ないほどなのですが、それ知らないんじゃあないのかな。
はじめの土つくりから、完全化学薬品の無い自然の力を借りて、自分で確かめてする調理人って、居ないのかなあ。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home