七七七七仙人
名無し仙人というのだそうな。
師は、自然とともに生きている。
伊豆は、気候的にも土質的にも、日本とは異なっているのだそうな。
フィリッピンプレートの先端が、伊豆なのだそうで、日本列島に突き刺さっているが如く、地質も植生も違う。
でも日本。柿とみかんが共生していました。
師の家には、温泉がある。お父様が掘ったらしい。
全て、自然と共に生きられそう。
朝起きて、温泉に入り、鶏に餌をやり、うさぎを見て、適当に蒔かれた畑から、その時期のものをとって食べる。
サワガニも大きいのが居た。しかも毛ガニだ。沖縄の諸島にいるのと同じらしい。
流石、フィリッピンプレート。
ニンゲンが全部食べてはいけないと謂う。少し頂いて余ったら山や里の動物が食べる。
ご飯が余ったら、川のカニにあげる。大きくなったら味噌汁にしていただく。
これがまた、美味しかった。 闘鶏の鍋を頂きました。お命に感謝しつつ。
だから、米作も縄文の流儀なのだそうな。
それは、弥生の流儀なのだが、種は父でも産み育てたのは縄文の母の子なので、意志は縄文の子なのでしょうね。
何も入れないで、自然とともに育つ。うさぎと鶏の糞とおしっこが肥やし、かなり理想的。
その、翡翠の卵のゴハンが、また美味しい。
半日働いて、午後はゆっくり温泉に入って、本を読んで暮らすのだそうな。
我が家も、自然食だが、師の膳もまた、海の幸山の幸自然の恵が半端ない。
孫くんもまだ幼い小学生だが、自然のままが美味しいって、シッカリ理解出来てる。素晴らしい。
信州の仙人は、いよいよ俗世に未練あり、夏は冬越しの準備に、暗くなるまで働かねば。
冬になったらなったで、ナゼか街で働いて、まだまだなのさ。
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