無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

土曜日, 11月 12, 2016

陳勝呉広

「燕雀安知鴻鵠之志哉」

 紀元前209年より十年ほど前、紀元前230年ころ、農民陳勝が仲間との絆を忘れまいとして口ずさんだ。

「「出世してもこの仲間たちとのことは忘れまいぞ。」
バカにして嗤う同僚に内心応えて曰く

『燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや』

時は流れ、陳勝が兵役に在って反乱を起こす。呉広と図って秦の2代皇帝の転覆の反乱を起こす。
その時の激 「王侯将相寧有種也」 
「王や諸侯、将軍や宰相になれると、生まれた時から決まっているわけではない、後の生き方に拠るのだ。」

項羽や劉邦が漢を起こすために立ち上がるきっかけを作った張楚王、短命だが農民が反乱を起こして王となったヒト陳勝。

同志呉広と併せて、物事のの先駆者を表す言葉、『陳勝呉広』


その故事にならい、2200年後のいま塾を開きます。
その名を『鴻南塾』として、近日中に開講します。

『安全の食料を作る。』 科学する農業で安全を担保する学習。

植物の成長原理を学び、成長を阻害する要因を明らかにして、病気に耐える植生の実証から、ヒトの健康を実現できるようにする。


『農業で独り立ちする。』 安全農業による大型ビジネスの実践方法を共に研究。

安全農業を機械化して、安全の農産物の作り方、安全の農作業の取り組み。
農業環境により一人ひとりが異なる経営をしなければならない。それにはシュンペーターからドラッカーの経済学を学び、ビジネスとしての安全農業の実現を図るべく、実践に拠る検証を行います。


『地方から農業で立つ。』  安全の農産物を継続して生産して、地方での生き方を確立する。

雇われてする生き方ではなく、ビジネスとしての農業だが、消費者を騙す方法ではない、真っ当な農家として、持続する農業への取り組みを、継続して学びます。


『次工程との連携』 酒米の次工程である糀の製造や酒の醸造を科学する。

酒米の次工程は糀の製造、酵素力価の高い麹を得るために、農家がやらねばならないことを学ぶ。
同時に、杜氏はコメの成長の科学を知らずして、ポスト獺祭はあり得ない。やがて杜氏になろうとする者、ポスト獺祭を目指す蔵主に対しては、個別に未来の醸造法について、レクチャーします。

読者は、ポスト獺祭を目指す者に教えてください。