商道徳と公務員の倫理規定
日本の商道徳を改めない限り、中国に取って代わられてしまう。アメリカに太刀打ちできない。
昔の日本人の道徳は、武士(役人)も商人もケジメが身についていました。
賄賂を受け取らない。
主人に背かない。すなわち退職後に敵対するお店に行かない。同列の職業につかない。
ように教育されて、それを護ることが美徳だった。
一方、日本のお役人を見ると、少し前は薄給に甘んじて、その見返りとしての天下りが有った。
民間から見れば、ひどい話だがまあ許せる幅があった。
ところが今はどうか!20年来の不況が公務員給与と民間に逆転どころか、地方に行けば数倍の開きにまで、優遇されている。
しかるに、天下りの文化は花盛り。 長野県の林務課と森林組合の癒着は、架空発注までしてジャブジャブだが、県知事も誰も天下り禁止を語らない。逮捕区の陰で堂々と組合長に天下りしている。(大北森林組合を変換しようとしたら逮捕区だって)
商道徳もいまは工業倫理とでも謂うのだろうか。
大企業を退職した技術者が大挙して海を渡り、韓国や中国に技術を移転してしまった。
ツケは、現れ始めている。韓国では失敗しているが、中国では実を結び始めて、我が国の技術を凌ぐ新技術による製品が生まれて、やがて世界にあふれるだろう。
これを、笑って見ている日本人は、世界で淘汰される側に回るだろう。
トランプ新大統領スタッフは、そこに気づいている。
天下りを禁止したのだ。能力のある者が新しい職にありつける魅力が、天下りを凌ぐ考えの者を集めることができる。不況こそが優秀な人材を選び出すチャンスであることを、、新大統領は肌で感じているのだろう。
優秀だ。
日本のしきたりに溺れたお役人、果たしてそのスタッフと胸襟を開いたお付き合いができるのだろうか?
ロシアも同じ、単に独裁という目でしか見れなければ、組やすしなんだろうが、粛清付きの政策は中国もまたそうなってきている。
国際間の腹芸はマムシにかできない。マムシとは、真武士だったりする。
そうした、大きな変革の中に私たちは、今居るのだ。
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