ガバナビリティー
Gavernment 統治 ability 能力
Gavernability このまま訳すと、統治能力ということになるらしいですが、
国民主権国家におけるほんとうの意味は、被統治能力なのだそうな。
外国の文化なので、日本には根付いていないのかというと、そうでもない。
江戸時代や戦国時代も、独裁だったようだが、そうではない。
平和の江戸時代、「殿ご乱心」であったり、「殿に政治は何もさせない」方法が普通で、
官僚武士が政を執り行っていた。
「縄心」なる言葉、検地に於いて、検地用間縄の目盛り、1間を6尺何寸にするかで議論があり、6尺3寸とか6尺4寸とか駆け引きがあり、太閤検地当初は6尺3寸となっていた。約1割の減歩になるように、予めスケールを決めていたのです。
この意味は、後日年貢の取り立てが厳しくなるので、統治する側が予め少なめに見積もって、それに備えていたのです。
これが、統治能力であり、被統治能力だと思います。
今の政治家にその気概はあるのでしょうか?
そのことを問うまえに、あなたにそれを要求する能力があるのでしょうか?
被統治能力を放棄した国民によって、選び出された政治もまた、はじめから統治能力を欠いているのも、頷ける悲しいお話ではありませんか。
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