寒じまし(多分方言?)
毎日寒い日が続くので、軒先に吊した大根が段々に乾いてきました。
お袋が謂うのには「寒ジマシ」だそうで、大根を収穫後すぐに土に埋けておいて、年が改まったら掘り出し、皮を剥いて輪切りにして湯がき、やわらかくなったら取り出し冷水につけ、藁縄で串刺しにして軒先に吊します。
こうしておくと、夜に凍み、昼に和らいで、徐々に乾きます。乾いたらお日様に当て完全に乾かして取り込みます。
来年の冬に「もどして」煮物や鍋でいただきますととてもおいしいですよ。
寒を利用しての里山の味です。
カヤの「晒し」と同じことなのですね。
お百姓の冬の仕事には、剪定やら木材の切り出しやら、寒の間にやっておかなければいけないことが沢山あります。
そんなわけで、今も実は忙しいのです。
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