発芽喜ぶ一方で、世界では!
苗代の稲が発芽しました。
ちょっと覆いをめくって見たところ、みごとに芽が揃って出ていました。
自然の力は偉大だなあと感激です。
日本では、こんな感じに、労なく緑を育てることができますが、外国の現状はいかがなモノなのでしょうか?
植物の生長は浸透圧に掛かっていると思います。
根を健康に保つのもまた浸透圧です。
表土を健やかにする作用もまた浸透圧で説明が付きます。
雨水によって灌漑されている地域では、地下の方が地表より水分濃度が濃くなり、耕地の成分は浸透圧により地下に移動します。
一方、人工的に灌漑されている地域では、耕地だけが潤っていて、地表より地下に向かって乾燥度が高まっていきます。すると、地下のミネラル分が徐々に地上に移動して、植物が嫌う塩分もまた上昇することになります。それが塩害で、やがて地表は塩が満ちて何も育たなくなり、砂漠へと変わっていきます。
その工程を経て、地球の緑は耕地に替わり、そこに灌漑されるので砂漠へとすすんでいきます。
一説には、100分の1の耕地が毎年失われていると聞きました。
日本の耕地は、世界の5%程度だそうですが、それは表向きはその様にして減っていないので、気づかないかも知れませんが、とんでもないことが進行していると思います。
今後、少し時間を使って、この問題に取り組んでみたいと思います。
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