無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

日曜日, 1月 04, 2009

株式稲作方法

 美ヶ原の源流域では、田んぼに清流が注ぎますので、無化学肥料・無農薬の栽培が有効だと思います。

 玄米の表皮には、水や土のミネラルがたくさん蓄えられますので、安心の玄米食を手にする事ができます。
 されども、農家は見ていないところで農薬を撒いたり、化学肥料を入れたりします。その理由は、収穫後に目方売りの取引だからです。
 無農薬で減収量で作っても農家にリターンがなく、無農薬のリスクだけが農家に掛かる仕組みでは、誰も無農薬など口先だけになり、信用できないので無農薬とは言ってはならない事になったのです。

 作付時に契約金をいただいて、収穫成果ではなく、無農薬農法での耕作委託だったら、農家は確実に手間賃になるので、安心して農法を研究できます。

 その試み版が、株式稲作方法で、委託者は自分が必要な面積あるいは株数を、前年に農家に委託します。

 農家は、需要に応じて作付をします。

 耕作・種蒔き・田植え・草取り・水管理・草刈り・稲刈り・脱穀・精米等々に、株主(委託者)が参加できます。

 自分の目で確認して農作業を体験し、安心安全のお米を手にする事ができます。


 この方法は、耕作ができなくなった地主がやっている手法で、作業は農協が全てやっています。但し、現状では農薬を使っての白米消費用なのです。
 都会のお客さまは地主ではないので、この方法は採れませんことと、無農薬の玄米を必要とする方、のみに向けての形を変えた提案となっています。

 これは、ある意味、先物取引に似ています。違うのは、買う人も売る人も、実体がある取引となる事です。秋が来たら、間違いなく必要な方法で育てた、その田んぼで穫れた玄米が引き渡される点です。

 少し、矜持的なのは、この手法が今の為替や株の取引手法を変え、正常化のヒントになるからです。
 此までは、全ての実体取引を統括管理する事ができなかったので、代表的な取引所を作り架空の取引により相場を発生させ、実体の取引をスライドさせています。
 現在のコンピュータ管理技術に依れば、全実体の統括管理が可能になりました。それをしないのは、一部の特権支配階級を失墜させる事につながるからです。

 何はともあれ、わたくしは、徐々に無農薬農耕を拡大していく所存であります。