無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

水曜日, 5月 11, 2011

津波被害を繰り返さないためにライフスーツの装備を

 山に棲む農民が、津波の防止策を語るのは、おかしな事とも思いますが、ヒントになれば嬉しいと思います。

 内陸に入ってきた津波の先端の形は、波浪ではなく、水位の上昇の形態を取っているように見えました。

 襲われた人々は、突然足下をすくわれたり、水をかぶったりして、心の準備無く水中に投じられ、水を飲んでしまった。

 その後、急激な体温の低下により、生きる力を失っていったのではないかと、想像致し、その無念さを推し量り、あまりの無情な情景に、それ以上考える気力も失ってしまいます。

 しかし、気を取り直して、次ぎに備えるべく、考察をしたいと思います。


 水中に投じられた時、生きる術は、ライフジャケットを着ていれば、その仕様はチョッキではなく、ウェットスーツの必要があると思います。
 ライフジャケットにより顔を水面上に出すことができ、ウェットスーツにより体温の低下を防ぎ、長時間の水中での活動が可能になります。

 スーツの仕様は、誰にでも着れるように、初めはぶかぶかの着衣で、地上に居る時には、避難できるように小走りの移動ができる、自由度のある仕立ての要件を備えます。

 そして、水中に投じられた時には、水を吸ってゆるやかに締まって、からだに密着して、頭部が確実に水上に浮き出るような、比重配分の素材を使って、吸水してふくらみ、比重が0.5とか0.8とかになるようなウェットスーツを着てから、避難すればかなり心の準備ができると思います。

 更に、ヘルメットが装着できるタイプを要求します。
丁度、潜水服のような仕様で、ヘルメットは透明な大きなカーボネート樹脂でできていて、地上にあっては空気が通うフイルターがあって、一旦水中に投じられた時には、水を通さない仕掛けがあれば、暫くは呼吸ができ水を吸うことを防げます。

 大きな空間には浮力がありますので、確実に浮き上がることができます。
浮いたならば、フィルターは水は通さず空気を通す仕組みになっていれば、かなり生存率が高まります。

 ウェットスーツの仕様は、スキーウェアと似た造りになっていて、がれきなどの衝突から身を守れることも、重要な事なのかもしれません。

 こんな、装備が何処にも備えられていて、着用した後に避難するようにすれば、こんな悲惨な事故は防げるのではないかと思います。

 技術的には、なんの困難さも無いように思いますので、どなたか作られる事を望みます。