無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

金曜日, 7月 08, 2011

農作業がひと段落

気が付いたらもう7月も半ばになっていました。

いちごの収穫を終え、畑は苗取りの準備です。
毎年のことですが、農作業は待ってくれません。
今年は特に、夜雨が降って、朝には小雨になって、陽が高くなる頃には止んでしまい、作業は出来るのですが、草も又、勢いを増して、そこら中に生い茂ってきます。
 ここ数日、草刈りに追われていましたが、ようやく目途が付いてきました。

 稲の生育が心配でした。
今年で稲作6年目、小学校課程の卒業年度に当たります。
初年度はビギナーズラック、次年度も「福田」なる名を持つ良田故に、ラックでした。
 その次から、黒ボクなる火山灰土の黒土の田では、苦労しました。
都合4年、硫化水素の難に苦しめられることになります。
昨年度に前の田に、薄く赤土を客土して、今年は中居の田には、半分だけ厚く客土して様子を見ました。

 肥やしを全く施さず、軽く起こして、突然水を入れて代を掻いて、田植えして様子を見ました。

 昨日と今日、米ぬかを撒こうと、田に入ってみましたら、なんと、「福田」の奥と中居田の客土層で、嬉しいことになっていました。

 初めて、田植え後衰えることなく、分けつが進んでいたのです。
これによって、施肥よりも客土が有効なことが、明されたような気がします。
ようやく、無農薬の土作りに光が射してきた気分であります。