無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

日曜日, 11月 02, 2014

窒素肥料の考察

窒素肥料(例えば硫安)をくれると、たちどころに葉の色は青くなって、成長が促進されます。
このことは、肥料をもらうと元気になるというのなら、光合成が盛んになるすなわち、青いヒカリが消費されて(全部吸収される)、純粋に緑色だけが反射してくるので、むしろ葉の色は薄くなるはずなのに、緑青になります。
光合成反応が緩くなって、青い光の全部を使わずに余らせた結果、青い光のいく分かを反射せた結果、緑色+青い色=青緑の濃い葉っぱになる。
これはどういう作用かを考えるに、光合成式の右端の6O2が、何らかの理由で6っつ作れなくなった為と考えました。何か?
窒素肥料が水に溶けると、つられて酸素も溶けるけれど、其の量には飽和域があり、酸素が溶けにくくなった結果、光合成の活動が抑制されたと考えることが良いと思います。
でも、成長は促進されている。
其の原因は、転移酵素の活動が促進されていることを意味していて、酵素の活性要素
1. 酵素がたくさん供給されている。 2. ブドウ糖の材料が沢山供給されている。 エネルギーの酸素が沢山供給されている。 この3点です。
このうち、酵素とブドウ糖にストックがあるとすれば、酸素はストックされる性質ではないので、酸素の量の変化が、成長因子として相関性が高いことになります。

窒素肥料を沢山にすると、水中の酸素濃度が高まり、成長が促進されるとすれば、窒素の消費が尽きるまで、酸素濃度が高まり、その間は成長が進むことになります。
同時に水中の酸素濃度は飽和域にあるので、光合成は進むことができずに、緩やかになる。結果として青い光が反射して、葉は緑青になるというわけです。

かなり、ややこしいことになりましたが、このパラドックスが窒素肥料のからくりだと思っています。