窒素肥料の考察
窒素肥料(例えば硫安)をくれると、たちどころに葉の色は青くなって、成長が促進されます。
このことは、肥料をもらうと元気になるというのなら、光合成が盛んになるすなわち、青いヒカリが消費されて(全部吸収される)、純粋に緑色だけが反射してくるので、むしろ葉の色は薄くなるはずなのに、緑青になります。
光合成反応が緩くなって、青い光の全部を使わずに余らせた結果、青い光のいく分かを反射せた結果、緑色+青い色=青緑の濃い葉っぱになる。
これはどういう作用かを考えるに、光合成式の右端の6O2が、何らかの理由で6っつ作れなくなった為と考えました。何か?
窒素肥料が水に溶けると、つられて酸素も溶けるけれど、其の量には飽和域があり、酸素が溶けにくくなった結果、光合成の活動が抑制されたと考えることが良いと思います。
でも、成長は促進されている。
其の原因は、転移酵素の活動が促進されていることを意味していて、酵素の活性要素
1. 酵素がたくさん供給されている。 2. ブドウ糖の材料が沢山供給されている。 エネルギーの酸素が沢山供給されている。 この3点です。
このうち、酵素とブドウ糖にストックがあるとすれば、酸素はストックされる性質ではないので、酸素の量の変化が、成長因子として相関性が高いことになります。
窒素肥料を沢山にすると、水中の酸素濃度が高まり、成長が促進されるとすれば、窒素の消費が尽きるまで、酸素濃度が高まり、その間は成長が進むことになります。
同時に水中の酸素濃度は飽和域にあるので、光合成は進むことができずに、緩やかになる。結果として青い光が反射して、葉は緑青になるというわけです。
かなり、ややこしいことになりましたが、このパラドックスが窒素肥料のからくりだと思っています。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home