貧乏父さん、金持ち父さん考
だいぶ前に表記のタイトルの本が流行りました。
要約すると、資本財に投資した父さんがお金持ちになり、自宅を建てた父さんは負債持ちになった。という教訓です。
日本の稲作の起源は、長江流域より漁撈稲作農民がやってきて、岩盤の河川から堰を引き下流に条理の田んぼを作ったこと。
天皇家の先祖であり、近衛兵を使って水田開発にいそしみ、社会資本を創り出し律令制度以後戦後までの瑞穂の国の繁栄を約束した。
見事なまでの金持ち父さんで、古代資本主義の見本であろう。
米国など近代移民国家では、そうした政府によって開拓することなく、個人によって進められたので、以後の混乱を招くことになり、その愚かなツケは中東やアジアに飛び火して、世界をまで混乱に陥れることなってしまった。愚か者の選択である。
およそ政は、新たに繰り出されることなく、何時かの時代の繰り返しのような気がします。
その手本を何処に置くか?殷鑑遠からず夏后にあり。日本は弥生にあり。ですね。
既に土地改良された美田に水稲を作付けすることなく、そばや荒廃地にしている農村を、稲作が利益の出る仕組みに変えること。
すでにある工場の建屋を、心豊かな生活の出来る耐久消費財の生産地にすること。
高等教育の場を、独創と手作りの可能な学生の育成の場にして、未来の日本を豊かに変える人材の宝庫にすること。
なにも、全く新しくする必要はなく、私たちは高度な資本を既に持っているにも関わらず、真の全体主義的な見地を失ってしまい、それを活かしきっていない。
増築をしてみると判る。新築に比べ、僅かな投資で大きな面積が得られ、投資効果が大きい。
私たちは、他の国に比べて土台ならぬ母屋まで既に所持している。見方を変えたり創る物を変えるだけで、豊かさを謳歌できるはずだが、個人主義・自己主義がはびこって活かすことができていない。
イノベーション In Nnva Ation 入って、新しいことを、計画し実行し繰り返す。
個人主義でも良いから異端を受け入れ、異分子は全体主義の既組織に入り、両者すりあわせて改革を繰り返す。
ということなのでしょう。
物質の豊かさを追求することは難しくても、心の豊かさを追求することで豊かな社会を造ることができます。
医療費の問題は、生活習慣を改めて健康生活に、少食・運動により健康の自分を創り出す。
まだ元気のうちに高齢になっても、働く・動く・奉仕するようなことを考え、社会も高齢者の仕事や貢献を認める社会に変えていくことで、介護が不要な人生を送ることが出来る。
いま社会問題となっていることを解決するべく努力する。
お金のことはお金では解決できない。
ヒトの知恵やひとり一人が動くことで解決を進めるべきだ。健康で介護を不要とするような生き方を模索し実行に移すこと。全く一人でも始められて、老後が健康で、介護を受けることなく死ねれば、こんな幸せなことはない。それが、心がけ一つで明日から変われるのだ。
そのようにして、国民が変わらなければ、政治もまた今の体たらくのまま、トランポ師と習師とプーチン師の間に沈むだけ。
政治がワルイのではない、国民の総体が政治なことに気づくべきだ。
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