無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

月曜日, 8月 22, 2011

野菜の裏側

 お客さまのご案内で、「野菜の裏側」(ナチュラル・ハーモニー代表の河名秀郎著)を読みました。
私は、肥料と農薬を使わない栽培をしているのですが、ご近所の農薬散布量が多いのは聞いていましたが、これほど多いとは知りませんでした。

 いちごは、通して10回もスギナ液を散布する位ですのに、60回もしてると知るとビックリです。
でも、苗取り農家の方が、24回やったと言うのを聞いていますので、あながち間違いではないでしょう。

 我が家でも子供の頃はやっていて、父は篤農家と言われていたようで、「病気になる前に手当てしないと、手遅れだ。」が口癖で、雨が降りそうになると、消毒していたことを思い出します。

 当時の農家にとっては、化学肥料と農薬は画期的で、これまで感じ得なかった豊かさを、運んでくれる神様のような存在だったと思いますので、その連続線の上にいる農家にとって、それを絶つことは不可能だと思います。

 私は、たまたま農業を継がなかったのと、折角、人生経験を積んでから始める農業ですので、意義有る手法を選ぼうと、独自に考えたり古典を学んだりした結果の帰農なので、ゼロからのスタートができたのが幸いしていると思います。

 これからも勉強して、からだに優しい農法を発見していこうと思っています。