野菜の裏側
お客さまのご案内で、「野菜の裏側」(ナチュラル・ハーモニー代表の河名秀郎著)を読みました。
私は、肥料と農薬を使わない栽培をしているのですが、ご近所の農薬散布量が多いのは聞いていましたが、これほど多いとは知りませんでした。
いちごは、通して10回もスギナ液を散布する位ですのに、60回もしてると知るとビックリです。
でも、苗取り農家の方が、24回やったと言うのを聞いていますので、あながち間違いではないでしょう。
我が家でも子供の頃はやっていて、父は篤農家と言われていたようで、「病気になる前に手当てしないと、手遅れだ。」が口癖で、雨が降りそうになると、消毒していたことを思い出します。
当時の農家にとっては、化学肥料と農薬は画期的で、これまで感じ得なかった豊かさを、運んでくれる神様のような存在だったと思いますので、その連続線の上にいる農家にとって、それを絶つことは不可能だと思います。
私は、たまたま農業を継がなかったのと、折角、人生経験を積んでから始める農業ですので、意義有る手法を選ぼうと、独自に考えたり古典を学んだりした結果の帰農なので、ゼロからのスタートができたのが幸いしていると思います。
これからも勉強して、からだに優しい農法を発見していこうと思っています。
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