環境農村工学概論 無農薬のヒント
農薬農業のヒントは、ワインから貰いました。
昔シャトーのビンテージものを好んで飲んでいた頃、ワインの中に化学物質が入っていると、やがて腐ってしまう。一方嫌気性の中でミネラルが豊富だと、コルクの僅かな穴を通して蒸発と空気が入れ替わり、少しずつ熟成していく。
このヒントが、無農薬の極意だと思います。
【田んぼや畑にミネラルを豊富にして、化学物質を全て取り出し、入れない。】
植物が成長する為には、資質に生命を付与(転移)して生物にする酵素が必ず介在していますので、健全な成長すなわち、健全な新しい生命を作り出すためには、酵素の健全な活動をサポートしてあげることが、人ができる病気を防ぐひとつの手段です。
昔の海の成分のミネラル分は、酵素の活動を促進するものとして有効で、酵素の活動を活性化させるのに有効です。
【酸素を供給してあげる。】
これが窒素によって可能ですが、化学物質である場合不純物が必ずまじりますので、ソレが酵素を殺しますので逆効果になります。
物理的に知られているのは、マイクロバクルで水中の溶存空気量を増やしてあげることで、窒素はさておき酸素が追加できます。
窒素と酸素が水に溶ける割合が2:1だそうで、窒素を水に溶かすと自然に酸素も溶存して酵素の働きを盛んにします。窒素肥料というのの役目です。科学的ではなく自然で求めることは、窒素はタンパク質に多く含まれているので、動物由来の肥料や豆類由来の肥料を以って、供給することが出来ます。
【酵素そのものの供給】
酵素は乾燥によりカプセル化して休眠して存在していますので、草を乾かして置くだけでその役目が叶います。
草は、雨の日ではなく晴れる日の朝に刈りますとやがて乾燥して、それが肥やしの元になります。
酵素を培養して散布するのも効果的で、EMや〇〇酵素を培養して折にふれて散布します。
そのようにして、酵素の活性化を図ることで、無農薬農業が見えてきます。
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