無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

木曜日, 3月 10, 2016

植物と窒素肥料の関係(その2)

植物に窒素が含まれていると云われています。

植物を細かくして、成分を分析しますと、セルロースを構成する炭素と水素と酸素のうち、水分を除くので炭素が多く検出されると思います。確かに最後は炭になるのです。

窒素も含まれていることになっています。葉緑素の前進5-アミノプリン酸は窒素が構成物質のひとつで、酵素はタンパク質ですのでコレも窒素が含まれていることになります。

少し視点を変えてみましょう。

宮下和美という個人が居ます。彼はとても個性的で躍動的で、神出鬼没です。お友達に音無静香さんが居たとします。彼はとても控え目の人生を送っているのかもしれません。

この二人を比べる時、轢き潰して成分を比べても、全くと言ってよいほど同じ成分です。
でも、ヒトは生きていると全く違った動きを見せ、和美さんは長生きしそうだが、静香さんはどうでしょう。

植物は生きています。イネも豆も生きていくために、どんな肥やしが必要になるだろうか?轢き潰してそこに窒素Nが含まれていたから、野菜には窒素が必要だという理屈は、しばし乱暴な理論の組み立てなのではないでしょうか。

生きている植物が活発に生きるためのエサは何か?という時には、生きている植物を観察して、答を得ないと、轢き潰した成分の配合だけでは、間違えてしまう恐れがあるのではないでしょうか。

繰り返しますが、ワタシは窒素が果たしている役目は、樹液中の酸素濃度を高めて転移酵素が活発に活動できるようにしている。だけ、だと考えています。

植物がほんとうに必要としているのは、ALAを構成する動物の汗の痕跡や、枯れて乾燥した葉の葉緑素に含まれているALAと、成長を助けていた酵素が乾燥や低温で休眠して、水に溶けて再び送られてくること、それを支援するミネラル群だと考えています。


昔の肥料の代表的なものは、「溜め」農民の汗を流した風呂の落とし湯にションベンを混ぜて培養しました。コレは今ではEMとして全く同じ臭い効能であると信じています。

「腐食堆肥」山の枯れ葉、土手の草を積み重ねたもの、場合によってはコレに家畜の分を混ぜました。
家畜の糞の役目は、糖分だったと考えています。酵素を培養する時に糖分が必要で、今でもEMの培養にはサトウキビの絞りカスが一番と言われています。


そのようなことを考えて、ワタシは枯れ草を圃場に残し、古代の海生からなる棚倉ミネラルを撒いて、ME菌を培養して大量に散布することで、全ての肥料に変わり得ると考えています。