黄金の式の持つ重大な意味
植物の葉緑素が介在して、葉で何を作っているか?ご存知でしょうか。
6CO2+12H2O→光合成→C6H12O6+6H2O+6O2
黄金の式なのです。
左の水は濁った水でもいいのですが、新しい純水とブドウ糖を創り出しているのです。
ブドウ糖はやがて、これも創りり出された6O2を転移酵素のエネルギーに使って、ブドウ糖からH2Oを抜いて、ブドウ糖の向きが互い違いに繋がった(C6H10O5)nという純粋なセルロースを創りだすのです。
イネの登熟では同じようにH2Oを抜いて、今度はブドウ糖の向きが一定な(C6H10O5)nという純粋なデンプンヲを創って蓄えるのです。
何のために?発芽の際に再びH2Oを加えて純粋なブドウ糖を得、もう一度H2Oを抜いて、間違いのないセルロースを創りだすためです。
日本酒やワインの醸造では、酵素によるこの変化を利用して、ブドウ糖から2CO2を抜いて、アルコールCH2CH3OHを造り出しているのです。
このことを知らずして、コメを作ったり、ぶどうを作ったり、酒を造ってもまがい物しかできません。
特Aだ、食味王だ、日本一の杜氏だ、と言ってもそれは、農薬まみれ添加物まみれの鬼ヶ島のできごと、竜宮城の景色は全く違った世界なのです。
ほんとうにことを知りましょう。学びましょう。私は60歳で知りました。まだ間に合います。
やわはだのあつきこころにふれもみで、さびしからずやみちをとくきみ
きみしぬたもうことなかれ
廃業すると決めた蔵の報に触れて想う。 君死ぬたもうことなかれ
造り終えた杜氏さんおいで、柔肌はないけどコメとサケのキモは教えてあげるよ。
イネを学んだら帰って、もう一度勉強しなおせば、世界に羽ばたけるよ。
一番重要なのは、蔵持ってるかどうか。あとは跳躍あるのみ。
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