無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

日曜日, 4月 03, 2016

狭き門より入れ

この言葉、長いこと「入門」の極意だと、勘違いしていたような気がします。

人生においての、「処世の生き様」だと、昨日畦波板を張り直していた時に、気付きました。

畦波板は、波形になったプラスチック板で、私は50cm x 120cmのものを使って、20cmを土中に埋めて、田圃の水が深水になるように工夫されたものです。

差し込み式で、畦際に簡単に設置することができました。

ところがこれが漏るのです。

少し土手側に傾斜せて設置するのですが、全てが水平になっていて、傾斜も一致していないと、
ところどころ外れてしまいます。

また、土をきちんと裏込めしておかないと、水圧が掛かり漏水が起きます。

結局、水抜いて仕切りなおしを要します。

簡単と思い、そんなことはお構いなしにすると、「なんじゃこれ」というほど、欠陥品になり無駄な手間がかかる。

気を配って、大自然の原理原則を外さないようにすれば、商品は持っていた機能を発揮してくれるのです。

無農薬の自然栽培、めんどくさくて、作るのに苦労する。

誰もやりたがらないが、あえてやってみた。

たいへん。でも、たくさんの事が解ってくる。

百姓ヤッテルだけなのに、農作業やってるだけなはずなのに、生命の不思議にドンドン近づいているような気がします。

イネやトマトを病気にしないために、どうすればよいか?

10年もやってると、10年ネット検索、本のおさらいやってると、真実が近づいてくる。

動物を病気にしないようにする要点も解ってくる。ヒトもまた同じ。

最初は80歳まで現役が目標だった、今は100歳現役が見えてきました。

運が良く、このまま狭き門をくぐり続ければ、100歳過ぎても、も可能なような気がします。