ワタシは幸か不幸か、化学物質過敏症です。
最初はお酒がダメになり、やがて化学肥料・農薬の類は臭いもダメ、添加物の入った食品がたべられなくなりました。
今では、車の排気ガス・お店の臭い、最近では洗剤や化粧品の類、全てダメになっています。
生きるために仕事を替え、自然農業で自分の食べるものを生産するより他なくなりました。
そのおかげで、自然栽培の玄米が手に入る。
畑の野菜は全てにおいて自然栽培により、手作りの美味しい食に巡り合うことができています。
それでも、なんとか普通の生活を取り戻したいと、その原因となる要因を探るべく、勉強して考える毎日を過ごしています。
生命の仕組み、植物と動物との違い、哺乳類と爬虫類や昆虫との違いた生い立ちを考える日々。
己の具合が悪くなかったら考えもしないこと、少しでも良い方に傾けばと、実験を繰り返したおかげで、9月8日を境に霧が晴れるように、真実が見えてきました。
まず、生命は使い回し。
アミノレブリン酸なる酵素群に、MgとFeが交互に取り込まれることにより葉緑素と赤血球になって、植物と哺乳類が共生して新世代の植生になって、今がある。
アミノレブリン酸に鉄が取り込まれて赤血球になる仕組みが分かる。
肺から取り込まれた酸素がどのようにして、体内をめぐるかその式が中学の理科の知識でわかるようになった。
血の色が赤いのは赤錆の色。
オシッコや汗で撒かれた赤血球は、大地に戻り鉄がもっと錆びて赤錆から黒錆になると、鉄は外れてマグネシウムと入れ替わり、植物に取り込まれて葉緑素の元が準備される。
植物に取り込まれて、再び生命活動を始めた5-ALAは、青い光のエネルギーを使って、炭酸ガスを分解して、ブドウ糖を造る。その式も中学の理科で習った還元式で説明できる。
酵素の働きにより、光合成で作られたブドウ糖は脱水縮合酵素の働きで、OH基を失って繫がると、同じ向きに繋がったのが種の成分のデンプンに、ブドウ糖が天地入れ替わりに繋がったのがセルロースなる芽とか葉の構成要素になる。
そうした現象は、中学や高校の化学で説明できることを知りました。
正否は別として、総ての自然現象を開析できることは、自然栽培に再現性を保証できることに繫がり、まだ駆け出しの百姓だが、誰でもが自然栽培できるようになった。
しかも規模農業に道がひらけてきたのだ。
また、植物の発芽の仕組みを説明できることは、日本酒やワインの醸造過程を説明できることに通じ、自然栽培できることは、江戸時代の日本酒やルネッサンスのワインを造った手法が解ることに通じています。
而この度、自然栽培の発表の場を下武石ハートフルハウスの「クラノマ」の隣に、与えていただけるようになりました。
オーナー様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
常設のギャラリー「農の間」において、自然栽培のお米・大豆・糀・まいみそのや宮下米の日本酒などを手にとって見ていただけるようになります。
同時に、黒板など設置して、夕方から雨天や土曜日などに、生命の神秘に何する勉強会や自然農の研究・醸造に関する試みを、希望する方々と一緒に学べるようになります。
すでに明日から予約が入っております。順次開催していこうと思いますので、ご希望者はお知らせをお願いいたします。
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