大隅良典さん、ノーベル賞おめでとうございます。
全く無縁ではないので、記念に。
有機農業を標榜されている方々は少なくありません。
では、自分の農法を「カクカクシカジカの理由で有機農業と謂う。」
と説明できるのだろうか?
私にはよく解らないでいます。
有機的結合などという、文章上の有機とは、「生命的な変化を持つ」特徴のことで、科学的ではなく文学的な表現になります。
化学で謂う有機とは、「炭素との結合」を差しますので、殆どの化合物が有機になることになります。
そこでも、通常に有機化合物と言えば、生命的な結合を指していて、無機質に代表される、生命活動を持たない化合物に対抗して、文学的な使われ方をされているようです。
但し、「有機農業」だけは別扱いで、農林省が定める条件に適合した農法以外は名乗ることができず、厳しくかつ抜け穴付き認証により認められているのです。
一方、勇気ある農家では、「有機農業で認められている農薬をも使わない」自然に近い農業を実践している者が居ます。
そのランクは、
1.無農薬農業
2.無農薬・化学肥料使用農業
3.無農薬・家畜堆肥など使用の農業
4.全く化学物質を使わずにする農業
それぞれ、自分が到達できたレベルでの矜持を以って、行っていると思います。
重要なことは、やり方云々ではなく、「如何に安全な食品を作り、お客様に届けるか!」
この一点に絞られるのではないかと、考えている次第です。
そのためには、科学を勉強して、有機農業とはなんぞや?人体における安全とはなんぞや?
を学び実践を重ねて「これで安全である」
あるいは「これで、あなたは健康で長生きできる」と、胸を張れるような農家にならねばならない。
不肖ワタクシは、そうした農業を目指す若者やお年寄に対して、よりわかりやすく
「人体に安全で健康になれる食品のための」農業の
基本と応用をお伝えするために研究を重ねてきました。
この度、ほぼ説明できる用意が出来ましたので、お知らせを致します。
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