無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

月曜日, 10月 03, 2016

有機農業をはじめましょう

大隅良典さん、ノーベル賞おめでとうございます。

全く無縁ではないので、記念に。

有機農業を標榜されている方々は少なくありません。

では、自分の農法を「カクカクシカジカの理由で有機農業と謂う。」
と説明できるのだろうか?

私にはよく解らないでいます。

そもそも有機には幾通りもの解釈があります。

有機的結合などという、文章上の有機とは、「生命的な変化を持つ」特徴のことで、科学的ではなく文学的な表現になります。

化学で謂う有機とは、「炭素との結合」を差しますので、殆どの化合物が有機になることになります。
そこでも、通常に有機化合物と言えば、生命的な結合を指していて、無機質に代表される、生命活動を持たない化合物に対抗して、文学的な使われ方をされているようです。

但し、「有機農業」だけは別扱いで、農林省が定める条件に適合した農法以外は名乗ることができず、厳しくかつ抜け穴付き認証により認められているのです。

一方、勇気ある農家では、「有機農業で認められている農薬をも使わない」自然に近い農業を実践している者が居ます。

そのランクは、

1.無農薬農業
2.無農薬・化学肥料使用農業
3.無農薬・家畜堆肥など使用の農業
4.全く化学物質を使わずにする農業

それぞれ、自分が到達できたレベルでの矜持を以って、行っていると思います。


重要なことは、やり方云々ではなく、「如何に安全な食品を作り、お客様に届けるか!」

この一点に絞られるのではないかと、考えている次第です。

そのためには、科学を勉強して、有機農業とはなんぞや?人体における安全とはなんぞや?

を学び実践を重ねて「これで安全である」
あるいは「これで、あなたは健康で長生きできる」と、胸を張れるような農家にならねばならない。

不肖ワタクシは、そうした農業を目指す若者やお年寄に対して、よりわかりやすく
「人体に安全で健康になれる食品のための」農業の
基本と応用をお伝えするために研究を重ねてきました。

この度、ほぼ説明できる用意が出来ましたので、お知らせを致します。