無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

水曜日, 4月 12, 2017

資本主義の終焉

 マルクスの考察した資本主義には、二通りの発展があった。
当初は頭のなかで考えた、まだ発展できていなかった仕組みで、それでも始まる前に破綻することを予言しているのです。
 それは、本論の経済学に拠る、資本主義経済の仕組み。と
その破綻に対抗すべき政治学に拠る、共産主義政治経済である。

 経済学に拠る資本主義経済方式は、好むと好まざるに拘らず、今も繋がっているのだが、経済発展の仕組みを、説明したに過ぎない。
 マルクス後は、シュンペーターやドラッカーに依って引き継がれて、今も経済発展のヒントになりうる概念であって、人々が選び取ることはできない普遍の経済の仕組みにほかならないのだ。

 もうひとつは、国家の政治に関する仕組みであって、シュンペーターが語っているように、国家の仕組みを想定する時、計画経済に拠るほかに為し得ないので、シリアであっても、ロシアであっても、アメリカでも、日本でも、国家計画経済はすでに社会主義経済そのものであり、資本主義に拠る自由発展とは相い容れないのです。

スタートからつまずいた政治の仕組み。資本主義を語りながら。実際には社会主義経済政治や独裁共産主義経済政治に突き進んでしまっているのです。

この考察や世界情勢を見て解ることは、政治の仕組みを如何様にいじくっても、トランプさんにしても習さんにしても、安倍さんにしても、妙案は無いようですね。

資本主義の自由経済のもとでの、社会主義でしか機能しない国家の役割が破綻しており、独裁共産主義国家経済に傾きかけている。

この答は無いようだが、防ぐ手立てがあるとすれば、目まぐるしく役者を変えて、独裁を弱めることぐらいしか出来得ないのではないだろうか。
ここに、ひとり日本だけが発展を遂げられた、ヒントが隠されてるのではないかと思っています。


 個人的には、そうした類の世界からなるべく距離を置いて、全てのモノから自由になることだと考えています。

 全ての桎梏から自由になるには、自立しなければならず、こいつがまた桎梏。
それでも、自立を成立させる条件は、自律。

自律とは、己が己のルールを作り、己自身でそれを律して、己のルールを守って生きること。

段々、難しくなっていくが、気づいた方もあろうか。
何者にも負けない、高度な精神状態の己が居て。
ふと、それが新しい生き方に通じるのではないのかなと。