無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

月曜日, 12月 15, 2014

植物の成長のおさらい

 植物がどのようにして成長を遂げるのか?
 これまで断片的に説明を試みてきたのですが、一応の説明ができたような気がしますので、まとめておきたいと思います。
 卵が先か鶏が先かになりますが、ここでは、まずはじめに、葉があって光合成からスタートすることにしましょう。

 光合成;6Co2+12H2O→光合成酵素(赤い光が熱エネルギー、青い光が化学反応エネルギーを得て、使わない緑が反射して、葉はみどり)
→ブドウ糖C6H12O6+水6H2O+酸素6O2が生産される。

 種の形成;ブドウ糖C6H12O6→脱水縮合酵素(水酸基OHふたつと酸素基Oを入れ替え水H2Oがでる反応)→デンプン(C6H10O5)nとなって、種子に蓄えられる。

 発芽;デンプン(C6H10O5)→加水分解酵素(脱水縮合の可逆反応)または消化酵素→ブドウ糖C6H12O6→脱水縮合転移酵素→生物である芽《=セルロース(C6H10O5)n》

 根が出て緑の葉ができると、光合成が開始され、

 生育;ブドウ糖C6H12O6→脱水縮合転移酵素→生物の葉《=セルロース(C6H10O5)n》

 セルロースとデンプンは化学式的には同じ構成になりますね。
さて少し戻って、光合成で作られたものの所以について述べます。

 ブドウ糖を作るわけですが、これがすべての基本になっていることに気づかれると思います。幹になり葉になって、種になって再生に備える。大自然の生命つくりが、光合成から始まってることを思わずにはいられません。

 12の水から、6の水を新しく作っている理由は、まがい物を嫌うというか、植物はそれほど自由度を持っていない生物であることが頷けます。もし、自由度がある成長因子であるとすると、自然の変化に合わせられる”コントロールするための機能である脳みそ”が必要で、それが動物であり、植物と動物の決定的な違いだと思います。

 最後に6の酸素を作り出しています。此の酸素は水に溶けた状態で利用されるのですが、その対象物は転移酵素であると考えています。

 つまり、植物の成長には、水と酵素活性が2大要素であると仮定しました。

 成長を促進させるには、これらを増やしてやる事が必要で、水があればCO2が勝手に溶け込んで、光が当たればブドウ糖を生産できます。

 転移酵素の活性が不足していると、いくら原料を送り込んでも成長おぼつかないので、酵素活性が高まる因子を探します。


 まず、酵素の活性を促すには、水と酸素と、植物は酵素を合成していないと思われるので、休眠した状態での酵素(温度を掛けて活性化させる)と、休眠していた生命を司る官能基を取り込むことを為して、それらのいずれかを増加させることで、活性化が促進します。 
 主に酸素の供給を増やすことが、人間が加えることのできる因子で、慣行農業では窒素肥料を与えることをしています。
 水中の溶存窒素濃度を高めると、釣られて溶存酸素量が増え、それを転移酵素が取り込んで成長をします。
 ところが、葉の色が青緑色に濃くなりますと、光合成は赤と青の光をエネルギーとしてとり込むので、葉が青緑に濃くなったということは、青の光が全部使われなくて反射している状態を示していて、光合成が満足に行われていないことを意味しています。
 溶存酸素量には限界があり、既に酸素過多になっていると、光合成は水中で行われているので、酸素の行き場を失い、光合成が盛んで無くなって、ブドウ糖が十分に作成されないことになり、スカスカの成長になる恐れがある。

 これが、肥料過多での急成長の柔かい野菜になる所以。いきおい病気に弱い体質の人間と似ていますね。

 どうすれば良いか、葉の色は若草色の緑が保てるよう、肥料を控えること。急成長ではなく自然の勢による成長を見守ること。
 酵素の予備を投与すること、酵素が欲するネラルはふんだんに入れること、酵素はEMの中に多く含まれているので、EM投与は偏った成長をしないので、自然の成長に近い伸びが得られるので、窒素肥料のようなことはないけれど、葉が青くなるほどの施肥は禁物で、いつも観察しているように。