21世紀の資本 多数を苦しめているのは多数自身だ
資本が相続されて、そこに富が集まり、結果として多数が貧困にあえぐようになっている。
資本が悪いように見えるがそうではない。
それを容認している多数の側に問題がある。
現代の多数の政治体制は、民主主義で選挙に依って、多数の望む政治を作り、好む政策や経済形式に変えることができる。
どのようにしたら良いかは、それぞれの国民の総意によるのであって、とやかくいうものではない。
それを放置することで、どんどん多数が少数の資本に負けていく。
トマ・ピケティは、そのことを具体的に明らかにして、著書の大多数のページを使って、資本が勝手に拡大していることを説明しています。
どうすれば良いかは、多数の市民が自分の頭で考えろ。と、語っているのです。
ただ、直近では、世界的規模で合意して、資本そのものに課税することが、ひとつの手段だと、語っています。
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