六次産業化【需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築】
価値の創造;コレをつくろう。
しかも「需要と供給を繋ぐ価値の創造」
同じものを作っているのに、価値が違うってどういうこと。
米作り、当地は信州の標高900mの寒冷地、ようやく梅が咲き始めた処。
水は、夏でも手を入れてられないほど、冷たいのが流れてくる。ここからコメを作って価値をソウゾウする。
最初は、米作りの想像からだった、「どうしたら稔らせることができるか?」
コメとは?稲とは?歴史は?何故こんなところに人が住んで、田んぼがあるのか?しかも律令時代かららしい。
むかしに戻せば?むかしのコメ作りを想像しました。
冬の山を眺めていると、けだものたちの作った道が、縦横無尽に、。
雪降ったばかりの山肌にものすごい数の線が刻まれている。
「コレダ!」
ケダモノは移動する時、食べる時、常に糞尿を振りまいてる。
「酵素だ!」
酵素を培養して、肥やしにすることで、標高900mでのむかしの稲作が蘇りました。
その為に、「7つのイマシメ」 つまり、やってはいけないことが7つの項目
「30のススメ」 30通りのカイゼンを行っています。
見事に、コシヒカリが穂を出せなかった標高をはるかに超えて、我が田では稔りを迎えることができています。
今年は、収量にも挑戦します。カイゼンは常に行っていて、すでに30を超えています。
「何も加えないで作られたコメ」には、価値を見出すことができます。
糀の破精込みがよいので、みその味わいが豊か。
コシヒカリでも酒米に使える。
酒造好適米を作れば心白が大きいので、味わい深い酒ができる。
コメ自身も、美味しい。アレルギー疾患を呼び起こさない。
玄米でも効能があるらしい。
出荷後にどこかで何かの価値を作り出している。コレを明らかにするのも、最初に工夫してコメを作った農家の仕事です。
どのようにしてコメを作ったか?
加工者がそれを知り更に活かすべく手を加える事ができることを
「需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築」というのである。
「狭義の公開なくして、産業の発展は無い」と、ワタシは思うのである。
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