無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

月曜日, 4月 06, 2015

六次産業化【需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築】

価値の創造;コレをつくろう。

しかも「需要と供給を繋ぐ価値の創造」
同じものを作っているのに、価値が違うってどういうこと。

米作り、当地は信州の標高900mの寒冷地、ようやく梅が咲き始めた処。
水は、夏でも手を入れてられないほど、冷たいのが流れてくる。ここからコメを作って価値をソウゾウする。
最初は、米作りの想像からだった、「どうしたら稔らせることができるか?」
コメとは?稲とは?歴史は?何故こんなところに人が住んで、田んぼがあるのか?しかも律令時代かららしい。

むかしに戻せば?むかしのコメ作りを想像しました。
冬の山を眺めていると、けだものたちの作った道が、縦横無尽に、。
雪降ったばかりの山肌にものすごい数の線が刻まれている。
「コレダ!」
ケダモノは移動する時、食べる時、常に糞尿を振りまいてる。

「酵素だ!」

酵素を培養して、肥やしにすることで、標高900mでのむかしの稲作が蘇りました。

その為に、「7つのイマシメ」 つまり、やってはいけないことが7つの項目
「30のススメ」 30通りのカイゼンを行っています。

見事に、コシヒカリが穂を出せなかった標高をはるかに超えて、我が田では稔りを迎えることができています。
今年は、収量にも挑戦します。カイゼンは常に行っていて、すでに30を超えています。

「何も加えないで作られたコメ」には、価値を見出すことができます。

糀の破精込みがよいので、みその味わいが豊か。
コシヒカリでも酒米に使える。
酒造好適米を作れば心白が大きいので、味わい深い酒ができる。

コメ自身も、美味しい。アレルギー疾患を呼び起こさない。
玄米でも効能があるらしい。

出荷後にどこかで何かの価値を作り出している。コレを明らかにするのも、最初に工夫してコメを作った農家の仕事です。
どのようにしてコメを作ったか?
加工者がそれを知り更に活かすべく手を加える事ができることを

「需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築」というのである。

「狭義の公開なくして、産業の発展は無い」と、ワタシは思うのである。