無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

月曜日, 4月 06, 2015

六次産業化【解説】

昨日は「②需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築」のことを書きましたが、コレは目標なので、結果として「こうなるといい」こと、ではどうすればよいかの視点で書かないと、誰もできない。

そういうわけで、解説編です。

そりゃあ、出来るに越したことないけど、普通の農家にコレできない。

「需要における価値の創造」お客様が、銀座のマルシエで農産物を買って、新しい価値を見いだすシーン。

「うーん」ないな。

野菜作って農協に出荷している農家が、銀座に行ってなに出来る?できない。

まず、作ったもの持って、街に出る。あるいは道端で実際に売ってみる。
お客が来たら、話ししてなにを望んでいるか?どんなシーンでこの野菜を使うのか?聞いてみる。

そこで、もうひと押し

「望んでいる食べ方、生き方を質問してみる」難しいけど。

それに対して、新しい種類、新しい作り方、新しい収穫方法などを考えて、それによって

「お客様の人生を変えることが出来るか?」を探っていく。

そのことが可能になったとき、「需要における価値の創造」ができたことになる。

そして、作り手にとって、それが「新しい価値」に繋がるのか?

達成感、喜び、利益などにつながっていくことができ、継続して買っていただけるようになる。

これが 需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築 なのであろう、難しいね。


そして次なる課題は

「③需要フロンティアの拡大」

お客様をして、新しい需要を発掘し、それを拡販に持っていく。

「クー。」

国も難しいこと百姓に要求している。分かる人いるのかなあ。


まあ、あまり難しく考えないと、まず買ってくれたお方と、話するんだね、腹割って。

そうすりゃ、見えてくる問題がある。それの解決を真剣に考えて、耕作方の改良とか、品種の改良とか、なにかやってみる。

それをお客様と一緒に、あれこれ意見交換して、痒いところに手を差し伸べる感じで、面倒くさいことを進んでやっていく内に、カイゼンがなって楽にできるようになった頃に、誰もできないことができるようになって、お客様も喜んでくれるようになる。

そんなところが、需要フロンティアの拡大 に通じるのかな。