無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

水曜日, 4月 06, 2016

鼎の軽重を問う

古代中国には、「鼎の軽重を問う。」と言った考えがあった。

鼎とは、3本足の煮炊きする釜のことで、縄文様の土器に3本足があって、底から火を掛けて食事を作るに使った道具で、時が流れて青銅器時代の釜を持つ王は、王家の歴史を象徴する器でありました。

国王の資質とは、天子として民のかまどの煙を朝な夕なに眺め、食が足りているか?を確かめ、民の生活が平穏であることを願う教育がされていたのです。

鼎の容量を碩量と呼び、王の器量を大きすることを「碩量を育む」すなわち、己自身の研鑽のことです。

臣下が王に、鼎の軽重を問うことは、器量を比べましょうと言う謎かけ、賢い後継者に恵まれなかった老王は、翌朝に逃散するより他無かった。
内部での戦いは民の疲弊を招き、外敵に付け込まれるからです。

そのようにしてかの国では、かつて国王になる為の教育の仕組みが整っていました。

我が国では、上に立つ者全員がそれを学び、平安の時代には「殿ご乱心」なる手段を持って、座敷牢に押し込めるが如き、防衛に余念がなかった時代を経て、つい先だってまで科挙や国王たる資質を備えた人々によって、まつりごとが執り行われて居ました。

しかるに昨今は、育ち卑しき者までが、政治家になることができ、失言やら失態の繰り返し。
あまつさえ、宰相までが、口からのでまかせを「ぺらぺら」喋るようになってしまいました。


殿ご乱心の部下もなく、ご維新の前の時代より崩れたまつりごとになって、清や朝鮮の二の舞いにもなりかねない情勢です。

アンダーコントロールもできてない、景気も停滞を通り越して崩壊寸前、変わり得る代議員は不在なら、

いっその事、大政奉還してしまったらどうだろう。

一番必要な教育は、宰相にだった。
宰相候補をたくさん育て、教育からし直そうではないか。

育てて、言わせて、やって見させて、国民投票で選べるような、そっちの憲法改正議論をしようではないかい。