国民の生活を豊かにできる
経済が停滞している。
それを改善するのが、政治のもう一つの役目でもある。
国民の生活を豊かにする。
頂点を高める政策によって、底辺が崩れてしまった。
輸出に頼るということは、外国の政策に頼ることなので、政策が効かない。
国内の貧しい人々に底入れする政策が必要だ。
オカネの問題は、オカネでは解決できない。
雇用が崩れてしまっている。
正規雇用でない人材の登用は、軍隊で言えば外人部隊、それも教育されていない兵隊がたくさんいる事になると、高度な戦術が組めなくなり、人数に頼る競争になるため、非効率になる。
人数に頼る戦術とは、ランチェスター第1法則、人数対人数でヒト数の多い方に勝機がある。
お隣さんだ、どうやっても勝てない。
資本主義の経営は既に第2法則に移っている。
テクニックを持った集団の戦力は、
技術 X 人数の2乗を以って戦力となる。
つまり、人数を活かすには、ヒトの教育手段を持たないと、負けになるということ。
いま企業は、それを失っている。
政治が出来るもう一つのことは、教育である。
高校や大学の課程を見るに、実戦に使える教育をしていない。
ワタシの地元では、工業が盛んであるが、そこにある高校は、農業科と商業科。
農業後継者となる者無く、商店も閑古鳥が鳴いている。
それなのに明治の時に立ち上げた農商学校がそのまま、高校になっていて、生徒には何の未来も約束されていない。
学んでも、3年間が無駄になる教育をして、学を付けさせた気で居る、脳天気。
中学3年の14歳に進路なんて選べない。どうせ無駄な教育に3年も費やすなら、地域の大人が勝手に欲しいものに変えちゃえばいい。
政治は、勝手に変えることができる技だと思う。やってみんかい。
工作機械を動かせるようになる科、コンピュータ制御ができるようになる科、ハイクオリティーの製品を連続して作れるようになる技術を学ぶ科、最新のマーケティングを学んで新商品を売ることができる科、のように大胆に変えるだけで良い。
3年学んだら地域の産業が求めている技術をマスターして卒業する学校があれば、そこに生徒は必ずいるのですから。
生徒には未来への希望が与えられる。
企業は必要な教育を3年もタダでやった人材なら、喜んでとり生かして使うだろう。
入学して5年後には地域が変わる。いや、5年待つ必要ないかもしれない。
学校が変われば、企業も気づく、派遣社員を教育すれば勝てることに。
タダ雇ってれば第1法則の他人の社員、教育すればそれは、第2法則の我が社の人材。
「戦力= 従業員数」 対 『戦力= 技術 X (従業員数)2乗 』
とワタシは思う。
教師の人材は居る。大量に社会を卒業した団塊の世代という財産が、日本は持っている。
これが、我が国の宝だ。そいつを生かして動かそうではないか。
実はワタシは、そいつを独演でやっているが、一人芝居を見ているのは、いなかのおばさん、おじいさんたち。
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