無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

月曜日, 1月 30, 2017

発芽のメカニズム

イネの登熟から発芽・及び成長を経て登熟へのメカニズムを説明します。

どこから先なのかは、卵と鶏の関係になりますので、種子を作る登熟過程からお勉強しましす。
今回は、化学変化のみで、アミノ基による生命関係については省略です。

登熟 
 光合成により葉で作られたブドウ糖が、種子(コメ粒)に送られて、脱水縮合酵素の働きで、整列につなぎ合わされて、デンプンになって蓄えられます。

発芽
 種が発芽するためには、適度の外気温と十分な水により潤って、蓄えられていたデンプンが加水分解酵素の働きにより、ブドウ糖に戻され、胚芽の先では、送られてきたブドウ糖が脱水縮合酵素の働きにより、互い違いにつなぎ合わされてセルロースになります。
それが、根ねであり、芽であり、茎でもあります。
芽や葉の成長
 根から水分とALA酵素をいただき、そのALA酵素の支援により、生命を得て芽や茎になります。
それもまたセルロースで、大木の材木も元はブドウ糖が繋がったセルロースです。

 材料:即ち肥料は、光合成に必要な水と炭酸ガスと光です。
光合成を支援するのは、葉緑素なので、葉が大きくなるに連れ、地下水からALA=葉緑素が供給され、それがもう一つの肥料です。