無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

月曜日, 1月 09, 2017

シックハウス症候群の君に

シックハウス症候群は、ホルムアルデヒドの類が、身体に溜まってしまい、肝臓にて除去できずに血管中にとどまっている為と思われます。
頭痛や吐き気や拒食のサインは出ますが、食を取らないことで衰弱気味ですが、それ以外の症状が出なければ、病気と違い進行する恐れも少ないと思います。
むしろ、正常な故に反応が激しく出ているように思います。

まず環境を整えることが必要です。直接の原因は増改築ですが、それまで気にならなかった因子もこれを機に、毒素の増加の因子になることになります。
頭痛の原因は、窒素酸化物が血液中のヘモグロビンと結合した為に、酸素を運びにくくなった結果、酸欠によって頭痛が起きていると考えられます。

洗剤、ぽわ~んという香料入りの洗剤やシャッンプーは、私は頭痛の種になります。
シャボン玉石けんに無臭のがありますので、それで全部用が足ります。
リンス・化粧水・香水の類、私は同じ部屋に居ることができません。残り香も10日位駄目です。女性だけでなく、男性の衣服も臭いの残った洗濯物を着ている方とは同席しません。
水道水を生で飲むことは、塩素がよくありません。泉の水を使うか、よく沸かして気化させてから、冷まして使うようにすると良いと思います。
ミネラル水も必ずしも良いとは限りません。そもそも、ペットボトルには臭いがつきますように、ボトルの成分が染み出す恐れがあり、それすらも避けるべきです。
車の排気ガス、新車の臭い、2年位経たないと消えませんから、私は新車に乗る時にはガスマスクを着けます。ガスマスクすら有機溶剤が染み出すので、活性炭着脱式のものを使っていて、マスクは数ヶ月外で晒してから使っています。

タバコは、当然のようにタブーで、吸ってなくても、そうした方とは同席お断りです。
トイレや風呂の洗剤や塩素水も危険です。モンゴルなどの天然の岩から作った重曹がありますので、そういうものを使うことが良いでしょう。

市販の食品には全てと言って良いくらい化学物質が入っていますので、食べられないということが拒否反応で、なんでも食べられないという場合と、「化学物質が入ってるから」を区別して考えてあげることです。
農産物も加工物もみな同列、私が食べられるものは、基本的に売っていません。だから、自分で全て作っているのです。
自然界で、化学物質を排除して作った野菜や米、みそなどでしょう。
おコメを炊く時の水も、煮沸水か泉から汲んできたもの、味噌汁も同じこと、気をつけて観察することです。
牛乳もパックではなくガラス瓶のものとか、容器にも気遣いが欲しい処ですね。

点滴は、化学物質過敏症であることを聞いてくれる医者に掛かり、適した液をしてもらえば、断食していると血液中の濃度が薄まり、改善することが期待できます。

私は食べたくない時には、何も食べません。頭痛が治って腹が空いてから2時間経ってから気をつけて食べますと、だんだん食べられるものが増えてきます。
頭痛や吐気がする時には、総ての駄目な環境が顕著になり、回復すると鈍くなりますので、お嬢さんが全てダメな時には、医者に相談した上で、思い切って断食してみることも良いかもしれません。脱水症状が出ても頭痛になりますので、水分にはお気をつけて、点滴や、いつも水を少し飲む等により、小水が定期的に出る状態を保ちながら、空腹と頭痛の解消を目指すことができるかもしれません。
一度、解消が可能になれば、飲んだり食べたりする事ができますので、少しずつ食の種類を増やすことができるかもしれません。

私の場合、頭痛があるうちと、空腹にならない時に食事すると、必ず翌日から3日間の頭痛や吐き気に拠る、水も飲めない絶食を強いられてしまうので、最近は気をつけていますが、うっかり排気ガスを吸った時や、街に出た時、農家が何かを散布したのを吸ってしまった等により、だいたい毎月1回か2回の洗礼を受けています。
その時以外は、自分の作った玄米での酵素玄米食と、自家製の味噌汁、漬物などにより、他人よりむしろ元気な生活を確保できています。

当家製の特製の「ササニシキ」これは、米アレルギーのヒト用の米で、26年産ですがもしかしたら効くかもしれませんので、これで粥を作ってみてお試しください。
泉水か夕方煮沸して翌朝まで冷ました水を使って、研いで暫く置き、海水から精製した塩を少し入れて、ガスコンロの最弱火で多めの水で炊くと軟らかくなると思います。

同封したのは甘酒です。完全無農薬の米と糀を使って私が作りました。これに一晩おいた湯冷まし水を再び沸かして、お湯で割ったものを試されるといいでしょう。
また、完全無農薬・無添加みその「まいみその」を同封しました。味噌汁は同様の湯を60℃まで冷まして、みそを入れて溶いてお召し上がられると良いでしょう。 ダシは要りません。むしろ成分の分からない調味料は避けましょう。
体内の酵素が不足していることも、考えられるので低温で溶かした味噌汁と甘酒は点滴と同じように、身体に酵素を補充してくれます。
少しずつでも、食べられるモノを増やして、酵素玄米食にまで到達できれば、快方に向かうことができると思います。

建物ですが、Sさんは、ビニールシート(どの種類が良いのかを確かめる必要ありますが)で壁を覆って、そこからの空気を遮断していました。
貼るテープも気をつけて、例えば小麦粉で糊を作って、それを壁に塗って、そこにラップとかビニールとかナイロンとか、無害らしいシートを鋲で止め、紙テープを糊付けして目張りするだけでも、改善できると思います。
食器戸棚を覆ってしまう方法もあります。自分でできることは考えて、やってみることです。
少しでも改善が見られれば、それをもう一歩進めて、少しずつ少しずつ、前を目指しましょう。

お嬢さんは、病気ではなく、健康体です。

それを信じて、前を向いて、考え、動き出しましょう。