内向き政策の弊害
アメリカが、内向き政策を打ち、関税を掛けてきた場合、お訪ね者の我が国の為政者は、当然のように「はい。」と言うしかないでしょう。
日本に帰ってきて、どんな言い訳をしようが、事態は変わりません。
さて、それはどんな弊害を引き起こすというのでしょうか?
今度は円高も「誘導せい。」と言われて、やはり「はい。」と言うしかありません。
具体的にどうなるか?
自動車には20%の関税が掛けられ、「アメ車を買え。」も言われるでしょう。思い起こせば、そんなこともありましたね。
円は強くなって、ガソリンが安くなり、輸出が振るわなくなって、景気が悪くなれば、デフレが加速するでしょう。
自動車会社は、アメリカに本社を移さない限り、車を売ることはできなくなります。中国でもおなじことになるでしょう。
さて、賢明なニホンジンの皆さんもそんな頃には、どんなにトランプに呪いをかけて、大統領が変わろうとも、アメリカに奉跪いて奉仕する者しか救われないことに気づくでしょう。
何がイケなかったのか? 「そう、同じ政策を取らなかった日本政府の為政者が、愚かだった。」ことに、かなり時間が経って、もうすっかり日が暮れた頃に、気がつくのでしょうか。
そして、彼らを選んでいたのが自分たちだったことにも気づくのは、いつものことだけど、アメリカがすっかり立ち直って、それにすっかり奉仕して、もう何もないようになってのことなのでしょうか。
これは批判でもなければ、予言でもない。
維新後にも、戦前にも、戦後にも、いつも歩んでいた。
「いつものこと。」なのです。
では、どうすればいいか?
日本も内向き政策に変えることを、国民自身が気づくことで、事態は変化を迎えます。
アメリカに時々「ノー。」って言える「イエスマン。」の居る政党をを選び出すのです。
昔、山宣 いま、太郎やイチロー。のような政治家の居る政党を選ぶこと。
それは民進党を除いた「野党連合」が、政権を取れるだけの員数になるまで難しい。
員数だけ立っても、国民が選べるようになるまで、やはり、時間が掛かるでしょう。
だから、稼がない生き方を選んで、「死んだふり」してでも、その時まで生き延びなければ。
ワタシは食う物を自作してでも、健康に留意して、長生きして、その時を待つのだ。
その時の政策は、これからトランプさんがやってみせるよ。
アメリカが生き返るのを、俺たち指くわえてじゃあない、心底犠牲になって眺めてからだね。
内需だけで、国民が生きれるように。
国民が病気にならず、健康長寿でそれなりに働ける場所を作って、介護される老後ではなく、自立して健康な老後を送れるような、医療改革、生活習慣改革を行い、保険頼りの生き方を無くする。
市場を安全の食に向かうように規制して、妊婦・乳児・幼児・子ども・大人が、医者を頼らず健康で生きられるような、食生活の改革を行う。(ロシアや台湾に倣う)
庶民が働いての稼ぎで買うものは、国内で生産を為して、内側にてお金が循環するような、社会改革をする。
文化や芸能など、日本の良き伝統を見直して、国内に居ながらにして、幸せと感じるような、品格のあるニホンジンとなれるよう、国民自らが学び、後進を教育する。
多くを望まず、江戸時代の庶民のような、質素だが文化の香り高い民族に生まれ変わる、決心をみんなでできるようになれば、なれる。
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