ランチェスターの法則の応用
ランチェスターの法則は、戦争の方程式です。
レッドオーシャンで戦うビジネスに応用できます。
いわば、業界一位と二位の戦いの方程式で、近代では第2法則を以って、戦略を組み一位を目指す熾烈な戦いが必要でしょう。
ところが、ワタシのサイトにお立ち寄りの皆様は、そうした所での方々と違い、一位を遥か彼方に望む小豆みたいな存在の方々であったりしますので、ランチェスター第1法則で、切磋琢磨することになります。
昨日ちょっと炎上しましたが、コンビニが身近にあるので、解りやすいのでそれで、もう一度説明しましょう。
顧客ニーズにどのように応えるか!が、勝負の別れ際。切磋琢磨して出来上がったのが、一位と二位のお店の陣容です。
優れた店はニーズに応えているので、結局、変化はお客さまが選ぶようになり、自然的に今のお店の陣容になったのでしょう。
これは、勝つた闘った結果の成果です。
モノゴトは正規分布です。お客さまの量が一番多い処に富士山のように分布していますので、一番二番のお店で、頂上から7合目くらいのお客様を捕まえてしまっているので、後は裾野にいらっしゃる少数のお客さまのニーズを探すことが処方箋になります。
後発や、4番手のお店が、一番の店の陣容を見本にしても、何の意味もありませんが、参考にすることはできます。
昔のコンビニのトイレは、買うためのお客様のものでした。ところが最近のお店には、通りから見えるように公衆トイレの標識を掲げている場合があります。
こうしたお店では、トイレへの動線はまさに玄関であり、新しいお客さまを獲得するチャンスでもあります。
そこに、不快なものが目に入ったり、このお店での一番表の動線からは見えない場所にある、80%の商品の品質や品格をイメージさせ、トイレを終えたお客様を内側に導く仕掛けがない店作りとは違った、店作りをすることにより、勝ち馬の店を嫌う顧客、即ち5合目から裾のお客様を確保する手立てが見えてきませんか。
近代正規分布図は、多様性に対応しておらず、2次元でのグラフでにイメージが強いのですが、実際の現場では、正規分布は3次元に近いと思います。
そのように考えると、富士山の頂上に居る顧客よりも、裾野に居る顧客数のほうが多い事に気づきませんか、コンビニを利用するお客の総数と、スーパーマーケットや大型店の客数を思い浮かべれば想像できるように、正規分布図は多次元構造なのかもしれません。
勝手に、他店のお客様の数を数えて、それに戦いを挑むより、世界のあぶれた人たちに向けて、真摯なサービスを心がければ、新しい道が拓けるのではないかと、思う次第です。
小さい店の戦力の方程式は、 F = E x あなた です。
「あなた」を、グレードアップすることで、新しい強い F に生まれ変われるのです。
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