無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

土曜日, 4月 22, 2017

縄文文化醸成の生き方

縄文時代のルーツは、ホモ・サピエンスではなく、ネアンデルタール人であるらしい。
彼らはサピエンスに追われて東に逃れ、幸運にも海をわたることが出来た。
2万年以上の間、交わることなく、互いに戦わない社会を作り上げることが出来たのです。

ただ、食生活は火を使った煮炊きに拠っったため、寿命が短く30歳を越えて生きることが難しかったらしい。
そのことが、特殊な文化を生み出したのです。

山内丸山遺跡の特徴は、中央に大きな集団の住居があり、周りを竪穴式住居が囲んでいます。

これは、母系家族であること。竪穴式住居の主は女性であり。夫を得た母が子育てを為し、狩猟の民である男子の死亡の確率は高く、夫婦であっても寡婦になる確率が大きい。
その場合、新しき男は中央の集団からもたらせられ、子育てのつがいが再生される。

母を病や寿命で失った家庭即ち、夫は住む家を失い中央の集団に移住する。
空いた家には、新しき夫婦が入りそこで子作りが行われる。
幼児期を過ぎた子は、中央の集団に移り、そこは長老支配の集団生活の場で、秩序を持って技術の承継や狩りの実施と訓練が行われる。

寿命30歳では、一子相伝は不可能なので、共同生活に寄って、長老から若者子供に教育と技術発展が可能になる。
また、この方法以外には、矢じりの加工や石器の加工、素晴らしきデザインの土器の作成は不可能になる。

山内丸山遺跡などが、海岸線より離れて標高30m以上の土地に形成されているのは、2万年掛ければ、20回以上の貞観や東北地震クラスの津波に生き残れた理由も解る。