未来は、予想外のことが起こる。
戦争法案が通った事になって、大手を振って「戦争に出かけられる」のではなく、アメリカ詣でができて、どんなことでも「YES」!と言えるようになった。
と思っただろう。
ところが、巷の若者は「覚醒してしまった。」
ワタシが若い頃は、街に出た若者も自分の意見は持っていなくて「まずいよ」ていどだった。なぜなら「ベトナム戦争反対」だったからだ。
どこかに他人事の思いが有ったのだろう。でも、その拙い想いをワタシは生涯ひきずることになった。
今の若者を行動に駆り出される気持ちは、自分のこと自分たちの家族の危険を回避する、直接的動機付けなのである。何倍も強く、彼らは確実に覚醒した。
今日が、そういう「革命的な」変革の緒になっていくだろう。
一方、政府はついに中国を仮想敵国に祭り上げた。
中国に行ってる企業の大多数は、地方から単独で「安くて安全だから」と、勝手に行った連中だ。
こんなご時世になれば、我先に先方の財産を捨てて帰ってくる。事実、ン田さんは、熊本に拠点を移した。不景気で国内の工場の操業率が悪くなってるので、中国から着の身着のまま引き上げてきても、国内の工場の稼働率を上げることができれば、損益の単位が違うので、損分を捨てても益のグロスでまかなえるので、撤退を実行できる。
かくして、国内の産業は、好むと好まざるとにかかわらず、復興を果たすことができるのだ。
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