自然食にこだわる理由(2)
子供の頃、月曜に頭が痛くなって全部吐いてしまう生徒だった。 思い起こせば日曜に甘いものをたくさん食べてのこと、今となって思えば子煩悩だったのだが、甘いもの好きの父が砂糖菓子を作ってくれて、喜んでそれを大量に食べた記憶があります。小学校の頃がひどく中学でも続きました。
長じて寮に入り禁欲の生活をするようになって、頭痛との縁は切れ、途中に調査士となりお客様のところで頂く間食が頭痛の元になって、医者に見てもらったが原因は不明、食べないことで乗り切りました。
20年くらい前から、大好きだった酒で二日酔いがひどくなって、ついには三日・四日酔になってしまい、コレも医者にい相談するも原因不明「飲まなければ」というわけで、禁酒に。
アルデヒドを分解する酵素がないと二日酔いがひどいの論により、砂糖→アルコール→アセトアルデヒドと思っていました。
農業をするようになって、石油・ガソリン・軽油にも反応するようになり、エンジンを使うと頭痛がひどく、防毒マスクをして防御しています。
アルデヒド・タール等、酢酸基のある化学物質とタンパク質の組み合わせが悪いのかとも思っていました。
この頃、そんな論を発表しましたが、元東大教授に「デタラメで理論の域ではない」との評価をいただき、その時は憤慨していました。
確かに現象は、偏ったものでした。砂糖はダメだけど黒砂糖は良い、水飴も蜂蜜もOK、食事には極力砂糖を避けて、水飴や蜂蜜でお願いしています。
砂糖入りの菓子はほとんどダメで、食べられません。
ところが、宮下米でお酒を作ってもらっての効能は幾らでももいける。
アルコールは猪口一杯でも具合が悪くなって、点滴のお世話になる有様だが、宮下米で醸した酒だけは幾らでもいける。
ほとんど原酒で売ってるので18%位、しっかりと酔うのに酔い醒め爽やか。
おかしいと思って勉強しました。
医学書ではなく、酒の製造の勉強をしてみると、製法の中に窒素酸化物が残留する工程がある。
窒素酸化物NOxは、血液に取り込まれるとヘモグロビンと結合して、メタヘモグロビンになるそうな。
「メタへグロビンは酸素を運ぶことができない→頭痛になる。」コレは納得、整合性もつく。
砂糖ではどうか?大丈夫なのは小企業での製糖、ダメなのは大手、昭和30年台に急成長した製糖方法に問題があって、窒素酸化物が残留しているのではないだろうか?
『頭痛がして吐き気がする。三日経つと治ってすこぶる元気。』コレは病気ではない。
モノは毒でもない。毒なら残留してやせ細ったりするはずだが、筋骨隆々でもないが疲れ知らずの健康体だ。
かくして敵は窒素酸化物あたりが妥当なところだろうとアタリをつけました。
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