ナゼ 酵素(その3)
酵素とは、どういうものなのか?
転移酵素 (トランスフェラーゼ)生物が成長する時に必ず関与する酵素です。
生命は、植物の成長点などで、新しく誕生しない。らしいです。
生命活動に関する官能基があって、それを酵素が予め自分自身の中に持っていて、それを基質に「移す」ことで生命活動が始まる。仕組みなってるので、それを以って「転移酵素」が働いた。ことにして、その酵素を転移酵素と呼ぶことにしたのだそうです。
ナゼ、そんな持って回った言い方をするのかというと、まだ、実体を見たヒトがいないからです。
酵素は30から40オングストロームくらいの大きさで、(1億分の40m)光学顕微鏡で確認できる限界が、2000オングストロームくらいで、理論上そういうものが有る。という次元なのです。
ある方が、転移酵素に似た仕事をしている物を突き止め、その活動を止める(死体)処理をして固定し、放射線を当て反射波を拡大して検出して、コンピュータ処理してモデル図を作り、計測しました。
酵素ってこんな形?野球のミットみたいな構造で、大きさが30から40オングストロームであるとして、モデル図を作りました。
でも、見てないからといって、存在してないかというと、植物も動物も生命活動をしている。
成長している瞬間に、物質に生命が吹き込まれているのは確かなのですから。
生命そのものの誕生は深海の熱水付近にあった。ことまでは判ってるけど、何処で培養されてるか不明。
私は哺乳類の血管の中で増殖され、汗や尿に依って大気中に振りまかれて、それを利用する植物によって、補足され運搬される。と考えています。
植物で一番多く存在している部位は、発芽のために準備される種子の中にこそ、それだと考えています。
イネの場合、胚芽に乳酸菌と転移酵素が、胚乳にはぶんさんして若干の酵素が、胚乳の廻りに2層の糊粉層があり、糊粉層には酵素の塊が存在しているモデルを考えました。
、胚乳の中にはデンプンと一緒に脱水縮合に使われた脱水縮合酵素が分散して残存してるはずです。
糊粉層には、急速にデンプンをブドウ糖に変えうる必要があるので、その時の補完用に加水分解酵素が蓄えられています。
ここまでは、教科書で知ることができるのですが、私がもしかしてと考えているのは、転移酵素は動物植物の使いまわしであること。脱水縮合酵素と加水分解酵素はもしかして同じもの?転移酵素にもなりうる?という、酵素の不思議さです。
身体が元気になるには、酵素を生で摂るような食事が有効的で、生野菜・果物・ステーキ・刺し身等がそれです。 生味噌・醤油・漬物・糀・甘酒などの発酵食品が田舎の健康の元です。
そしてもっと有効的なのは、漢方薬の煎じ薬。乾燥で休眠している酵素を煎じて蘇らせて摂取する。 同じ効能が穀物を玄米の状態で煮て食べること、魚などの干物も同じ効果が期待できます。
こうした食品に共通して言えるのは、加水分解酵素が殆どで、糀のようにしてそれを培養して使ってる食品もまた、カラダに良いということは、、、。
「酵素って使い回し?」
という仮説に行き当たるのです。
事実、使い回しなのですが、酵素って基本形が在って、ミネラルの種類や基質に依って、作用が変わるような、万能選手なのかなあ。
万能って言えば万能細胞を思い出しますが、鳥や魚の卵は始めは一個の細胞から、外から温度を加えるだけで、鳥になって殻割って出てくる。 あれ絶対、万能だよな。
ノーベル賞のみなさんも言うけど、人間はまだ何もわかっちゃぁいないのではないかな。
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