進化論:一代では進化しないが、知能は進化できる
進化論は科学だが、私達はそれを経験することはできない。
私達が実際に経験することができるのは、環境への対応ではなく、環境の選択になる。
生きるものが環境に対応できていると、生きながらえて子孫を残す行為を行うことができる。
環境に耐えられないものは、死ぬか病気になって、子孫を残す行為を行うことができずに終わる。
結果的に、環境に馴染んだ種の子孫が誕生して生き残っていく。
つまり、幾代かの継続を経て、はじめて進化論が成立するのである。
ヒトの一生のスパンでは、進化は期待できず、環境に耐える者は生き残れるが、耐えられない弱い性質の者は、短い生涯を余儀なくされるのです。
いっぽう、人体ではできなかった対応も、精神の部分では変わることができるので、環境に対応して進化することが可能です。
体に悪い環境を遠ざけたり、からだに悪い環境から遠ざかることで、対応することができます。
昆虫などは、長い種の歴史の中で、カマキリの卵を産み付ける高さを、積雪高さより少し上に産み付け得れた種が淘汰されずに残っることを見て、人は今年の積雪を予測できます。
山火事の際に、火の臭い焦げた臭いを嫌ったものが生き残り、鈍感な種は焼け死んで、結果的に昆虫や野生動物は、炭の臭いから遠ざかるので、炭や木酢酢が防虫剤として使われるようになります。
動物は悪い環境から遠ざかることで生き延びてきたのですが、環境を遠ざける事ができるのは、ヒトだけに許された対応です。
身体に悪い食物は食べない、身体に悪い臭いの近くに行かない。
澄んだ空気や、化学物質のない自然の環境で野菜やコメを作って、からだに良い方法で調理して、少なく食べる。
からだを動かし、いつもお腹を空かして、内側から身体に良い環境を整える。
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