無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

金曜日, 12月 18, 2015

「正義」とは何か。

先日Sさんに”「正義」とは何か。”とのお題をいただいたので、己のページで考察することにしました。

ワタシは、「己が正しいと信じた道を生きる、おとこの義である」と回答しましたが、何故か。

そういう職業があるのです。

土地家屋調査士といいまして、土地の登記をするために、人々と折り合いをつけて、登記できる境界線を定め、決まった境界点に永久に残る境界標を埋設して、測量して法務局に登記する仕事をしています。

所謂、登記代理人です。
代理人は、弁護士のように「依頼人の利益を追求して代弁する」のが常です。

しかしその時、土地家屋調査士は、依頼人だけでなく隣地の地主の利益も慮り、法務局に備えられている地番に対する地図の、公法上の存在位置を「推測して現地に展開し、ここが正しい位置である」と指し示して、両者の利益を共に満足させるという、不思議な裁定を行います。

通常、費用は片方の依頼人だけが払うのですが、資本主義の日本において、支払いのなかった相手の利益も当然のように考慮して、立会人全員の信頼を勝ち得ることにより、依頼人の支払う意欲を促し糧を得ている。

という特異な職人集団です。

ワタシは、その職人に最初になった時、その職人の心意義に感激したものです。
日本には、そんなおとこ(女性も居ます)が1万人余居ます。


その職人が、ブルーベリーを育ててジャムを作ったり、自然田でお米を作ったりすることになりました。

「お客様に安全の食を提供する。」このことを追求することに、誇りを抱いて夜には勉強して、昼には実践の日々を重ねて、「安全の食」を追い求めている所以です。