無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

土曜日, 12月 19, 2015

「トロッコ問題」という思考実験

イギリス出身の倫理哲学者フィリパ・ルース・フットさんが、「トローリー問題」という、暴走トロッコの分岐先に5人とひとりの作業員が居る。さあ貴方はどちらにポイントを倒すかという、仮の条件をつけて正義とは?を考えさせることを提案してくれたそうです。

もう一つは、本線上に一人の男を突き落とすことで、事故は防げる。あなたは押すか?罪の意識が働いて押さない。答が多いが、最初の問題には悩まされるそうです。
ワタシもやってみようと思います。

「確信犯」と「未必の殺人」いうテーマです。
条件は、「化学肥料を使い続けていると、それを食べた人がガンになる確率が増していく」とします。(仮定の話です)
農家は当然、農薬にも除草剤の方にもその確率を高める疑いがあるので使いませんね。もちろん殺虫剤の方が”殺す”というフレーズが付いているので、もっと使うことに躊躇します。
ところが、除草剤を使わないとお米が穫れなくて、自力で草を抜く限界は家族の分までとします。
市場に出ているお米は全て除草剤の恩恵を受けて、豊作になったお米なので、消費者はガンで死ぬ確率がその農家より遥かに高くなります。実際の話し、専業農家で若くてガンで死ぬヒトが多いですね。都会ではもっと居るのでしょうね。
農家は、多くの人を陥れるのは忍びないので、一回だけ撒くと、もう後は草が生えてこないという優れた除草剤を手に入れて、「一回だけだから」と言って撒きました。(実はみんながそうしている)
貴方は、この農家を責められるでしょうか。
これらを農家が無知で知らなかった場合はいかがでしょうか。
化学肥料は勿論、農薬・除草剤・殺虫剤がふんだんに散布されたお米が市場にあふれることになります。
貴方は、どうしますか?
さて、年老いたその農家が草を手で取れなくなったとします。
一回だけと言って除草剤を撒いてお米を作ることは、家族や自分に対しても”確信犯”になるのでしょうか。
条件を溶いてみましょう。
除草剤を使わなくても、自然の条件で栽培できる方法があって、外界で誰かがやっているそうだ。
それを求めに行くには、いまのみんなとの仲良しを絶縁して、独りで旅立たなくてはならず、見えるところは嵐が吹いていて、蛇やトカゲが住んでいるような森を通過せずには、外界に行かれないとしましょう。なんか、賢者の石みたいになってきましたね。
貴方が農家だった時、どうしますか?
貴方が消費者だった時、どんな選択肢があるのでしょうか。