無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

木曜日, 12月 24, 2015

資本主義の終焉 もう一つの道

企業がイノベーションを繰り返していないと、資本主義は終わってしまう。
戦争や原発の爆発に依ってリセットを余儀なくされた場合、復興はとてつもなく悲惨なことになる。

兎に角、フクシマのメルトダウンした燃料を回収するか、閉じ込めることを平和のうちにやっておかねば。


シュンペーター亡き後の予言は、経済学の本によれば、フランソワ・ペルーさん(フランス経済研究所の元所長さん)「奉仕と参加の社会」(原文では贈与と参加となっています)

【奉仕と参加の社会】 古き日本を髣髴とさせる社会構造ではありませんか。

田舎に生まれ、田舎で暮らしているワタシには理解できます。

【租庸調】 租は稲束を揃えるさま、でお米で払う年貢のことです。
庸とは、傭兵の言葉で解るように身体出払う税金で、社会資本を構築する出動のことです。
破壊しに行く戦争への出兵ではなかったのです。
調とは、その地域のコメ以外の特産物を天皇家にお届けするもので、京都にはまんべんなく届いたことと、日本という国家を治めるには、うってつけの調査でも有ったのでしょう。

【古代資本主義】 縄文の狩猟とか山菜を刈る原始社会に、(私論)越から後の天皇一族が、漁撈稲作農民を載せて船で、瀬戸内や有明海にやってきた。
浜で魚をとって、平野の入り口の水路を横に引いて、縦に水田を整えた屯田を開始して、弥生時代が始まり、あっという間に古墳時代に至る文明を開花させ、それが律令時代の幕開け、原始資本主義だと思います。

お他人様の荒れ果てた田んぼを借り、良田に直しているワタシが思うに、このことは資本の形成に他なりません。

屯田兵はやがて農民に、子どもはまた傭兵となって、上流の開墾に赴く、田んぼが天子様のものだった所以です。
こういう方法で、天皇家が国税を集め再投資を行ってきたこと,
水田という資本をまず構築した原始資本主義が我が国の根源で、狩猟民族と決定的に違うところです。

彼らを遠く東の国にまで追いやった、漢の騎馬民族の略奪方式に納得できないとする、国を治める矜持がもたらした奇跡だと感じ入ります。

方程式はインカ帝国と同じで、戦うより安上がりで安全に食料が手に入る方式なのですね。

今ある社会資本をまんべんなく使えるように、みんなで整備してみんなで使い、社会資本として利用できるように育てていく。

イノベーションと重ねあわせて機能させるような社会を作っていくことが、古人の知恵に学ぶ賢い方法だと思います。