無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

土曜日, 1月 30, 2016

真実を歪めたのは誰だ!


小保方晴子さんの手記がでたので、早速読んでみた。

「ボタンの掛け違い」が産んだ悲劇だったような気がする。
発想が秀才と違っていた。
思いもよらない発想で、天才肌の凡人なのであろう。

可愛かったことが幸いして災いになったような気がする。
男の子が思いついたこと言っても「バカヤローそんなわけあるか」ってオシマイだったのが、
可愛かったのが幸いして(災いして)教授に認められて、研究することになった。

結構当たってたんで、成果が出て次々とラッキーが進展して、
そう深い検証を誰もやっらないうちに、大事になっていった。
彼女はわけも分からず、流されていたことが読み取れる。
ふと気づいたら、ひどいことになってしまった。

ただただ可哀想である。

副題で、真実を歪めた者が居ることを伝えているが、手記には見えてこない。
関わった研究者・理研のエライさん・職員・報道陣の全てが、何かに突き動かされて、真実を歪めることに手を貸してしまっている事が読み取れる。

マスコミは、許される者には手加減せず、視聴率の取れる餌は逃がさない。
権力の思いのままだ。
自律した報道などは、存在しないのだろう。
その人達も、流されているのではないだろうか。


真実は知る必要がある。
その前に、それを上手く説明したり、隠してしまう術を手にしていないと、悲惨なことになる。

ある者はキチガイ扱いされ、ある者は無視されて、ある者が生け贄にされる。
それを責める者は、己が見えない者の手先になって、魔女狩りの犬なっていることも知らずに、吠え立ててしまうのである。

そいつらは宇宙人なのか、かたちなき者だとすれば単に群集心理なのかもしれない。
ちょうど、小鳥やコウモリが、夕暮れに大きな形を描いて、舞っているのに似た、そんな図が書き込まれていた。


こんな世を「もっと朗らかな世にしなければ」と思う。

そのために、真実を追求せんとする者は、それが科学であれ、社会秩序であれ、
答を見つけて、世間に発表する前に、
社会から受け入れられる術を、身に着けてからにしなければならないらしい。

理不尽だが、そうした勉強も、道を求める者には必要な気がする。

それにしても、小保方さんには、立ち直りは難しいのだろうが、この苦難を乗り越えて欲しい。

判っていることがある。
これに懲りて、他人は宛てにしないこと。
自分ひとりで収束するような仕事を探すより他ない。
それが、秀才ではない奇才の定めなのだから。

自分を信じ、己の力の及ぶところでもう一度、生を確かめる。
そして、元気になって、再び
「ヒトの役に立つヒトになりたい。」の想いが実現されるよう願うばかりである。