ちょうちょトンボはヒトのうち
有名な歌があります。私も子供の頃歌いました。
「輜重輸卒が兵隊ならば、蝶々蜻蛉も鳥のうち」
この二つの意味、兵站を伸ばしてしまったこと、すなわち中国奥地インドシナまで戦線を延長したことが、日本の疲弊の要因で、太平洋戦争当事者が如何に兵站意識が薄かったかを物語っていて、同じことは今の日本政府(まさか自衛隊ではないでしょう)の考え方にもあって、中東で戦おうっていうのに、途中に補給基地もない。全く、日露戦争当時から進歩がないのかもしれませんね。でも、そんな戦争のアタマはないほうが良いと思いますけど。
今日のお題は、その後段です。
実に、蝶々蜻蛉も鳥のうちどころか、ヒトそのものだと思います。
青虫が食べていたものは、羽化した後の一生分の葉緑素なのです。昆虫はその後肉食ないしは蜜を吸うだけですので、血になる要素は幼虫のうちに一生分蓄えておくのでしょう。
そのように考えると、ヒトはその必要な赤血球や酵素は基本的に「自前で持つ」傾向が強そうです。
ただ、成長の過程において、幼児から大人になるので、長期的には補給すなわち兵站が必要になります。
やはり輜重輸卒は兵なのです。あ、分かりませんね。サプライのことです。
前のページで腸がイモムシだというお話しは書きましたが、昆虫が確実に先祖なので、ヒトは腸に葉緑素を蓄える仕組みを持っていて、それをどんなにかして乾燥カプセル化を為して、マグネシウム(Mg)と鉄(Fe)と入れ替え赤血球の補給を果たしているのでしょう。
そのように考えると、元気で居るためには青い葉をむしゃむしゃ食べることが、健康の第一歩らしいですね。
お解りになりましたでしょうか?
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