お蚕さま、昔私たちはそう呼び、自分の生活を犠牲にして、家の畳を剥いで棚を作って、飼いました。唯一の現金収入の手段で、それは給食費に消えていったのでした。
お蚕さんは桑の葉を食べ、桑の葉はすっかり食べられて、骨だけの葉が付いた枝の片付けをしたものです。
葉緑素を食べていると表現しましたが、やがてその口から繊維が吐き出されるのですから、セルロースは食べなくてよかったのでしょうか?
多分、葉のブドウ糖を蓄えていたのでしょう。食べてみれば甘かったのか判ったのでしょうが、当時は貴重な宝物、とは言え焼いて食べる気はしませんが。
体液は、葉緑素と水とミネラルとブドウ糖で出来ていたのかも知れません。
ブドウ糖で蓄えていて、口から出す時に脱水縮合酵素とミネラルの働きで、ブドウ糖を縮合して絹糸を吐き出しているのでしょう。空気と接触させて固めるのに、あの細さが必須なのでしょうね。
不要なブドウ糖あるいは脂肪をすっかり吐き出して、外界とフイルターで繋がれたクリーンルームの中で、一旦乾燥して蛹となり、葉緑素あるいはALAと酵素とブドウ糖が反応して、羽化前のヤゴができていくのでしょう。
そのようになっていた昆虫が普通で、酵素を多く取り込んだ哺乳類が特異点。その前に恐竜時代があるのです。
恐竜の特徴は、胃の消化反応が酸などの化学反応で行われていたことです。
自然界の還元の仕組みは、最初が水素還元、有史以前の大気はフラスコの中だった。 その次が酸化還元、最後は酵素還元で、現代です。
胃腸の仕掛けは、昆虫時代の名残、恐竜時代の名残を残しているように思えます。 ココらへんが胃酸などの仕組みなのでしょう。
そんなことをアタマに入れながら、食事をすると健康ってどのように?が見えてくるのかもしれませんね。
昆虫が野菜を食べちゃう!殺せ!ではなく、なにしてるの?って覗いて、理解を示すところからはじめましょう。
先ほど、帰路にラジコンヘリを見ましたが、「いもち病とカメムシ防除」を同時に行うって?どういう仕組?考えるとすぐ解る。カメムシ退治は「毒薬散布」」ついでにもうちょと手を加えて「菌も殺す」薬を使えば「一石二鳥」で、「ネオニコチノイド」ニコチンを強くして細かく広がるようにしたのです。
ニンゲンのことは?「アッ考えていませんでした。何しろ私は、カメムシといもち病の退治を頼まれたので。
そこは使う方の「自己責任」ですよね。
新自由主義時代ですから。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home