玄米の効能
お年を召されると、からだが蓄えている酵素の総量に減少が見られるので、そのあと糖をからだが利用できる形に消化させていくのですが、糖化するために酵素を使いきってしまうので、そいつがままならず、また運動を多くしないことからも、エネルギーとして余ってしまい。
結果として血液中に糖分として残って、血糖値が上がることになったり、余った糖分はこれまた酵素を使って脂肪に変換されて、内臓の周りに蓄積することになります。
ただし、玄米をそのまま炊くと、皮が硬いので思うように炊けずに、効果が薄れてしまう場合があります。
玄米を常温で浸種すると、2時間位から発芽の準備を初めて、GABAすなわちガンマー・アミノ・ブタン・酸、頭文字を取ってGABAという酵素活動が活発化した反応が現れます。4時間もするとこの活動が激しくなり、玄米が活きてきたことを表しています。
GABAは、匂い的にはブタン酸=酪酸=けだものの匂い、なので、若い男女の脳の活動を活性化させる効能があり、からだをして若返させる効能が知られています。
恐竜と哺乳類の違いは、酵素を血液中に取り込んでいることなので、活性化した酵素を食べることは、当初のケダモノに近づくことに通じ、自然の健康を得ることになります。
それを、圧力炊飯器にいれて所定の水量まで自然水を追加して、GABAモードまたは酵素モードまたは発芽モードで炊きますと、数時間後においしく炊きあがります。
常温で2時間以上置きますとCABAの発生が激しくなるので、その状態で炊くことで酵素玄米となります。
長岡式酵素玄米は、軟らかくて白米と同じように食べられます。
炊飯器を保温にして温度設定を72℃にして、炊きあがりにかき回して保温を3日続けると、不思議な事に発酵が進んで、もっちりとしてきて、むしろ白米よりおいしくなって、誰でもが抵抗なくたべられます。
ここで紹介した炊き方は、長岡式を簡素化したものですが、「太陽の家」での方法が本物です。手順が決まっていますので、万人向けではないかもしれませんが、さすがに本家の矜持があります。
玄米食は、つい戦前まで日本人の食卓に上がっていた、むしろ強壮の食で、何日も休まずに伝えられた飛脚や、60kgの俵を何俵も担いでいた普通のおじさんおばさんの驚くべき原動力なのです。
ワタシは、玄米食10年ですが、若かった頃の弱体を克服して、12時間位運転を続けても、僅かな休憩だけで疲れを感じること無いからだになり、結構きつい自然農業に向かう原動力になっています。
恐ろしいのは由来の分からない化学物質の混入ですので、食べ物に何が含まれているのか?よく調べて安全な食品を求める姿勢が必要だと思います。
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