年の瀬を迎えて
この一年、皆様にはたいへんお世話になりました。
調査士からジャム屋への転職は、手探りの連続でしたが、幸いなことに、お客様の暖かいご声援をいただいて、何とかやり繰りすることが出来ました。
暮れの27日にふじリンゴジャムの最終釜を仕込みました。いつもそうですが、今年も最終釜が最高の出来になりました。この日のセンスを、来年の初釜に活かすことで、また来年に希望をつなぎます。
思い起こすと、今年の始まりは、昨年まで作ったジャムの出来が、到達段階から比べると結果として良くなくて、反省のスタートでした。 一年一年良いものになってきた結果なので喜ぶべきことなのですが。
今年は、ブルーベリージャムの製法で一応の完成をみまして、粒を残して、味、香り共に満足のいくものに仕上がったと思いますが、実は思うところ有って、またもう一ひねりする予定です。
苺ジャムは、昨年はプレサーブスタイルで、今年はスクランブルにしてみました。来年は更に美味くできる目処が付きましたので、挑戦してみたいと思います。
三宝柑も美味くできるようになりました。ルバーブもハイクオリティーなジャムにする予定です。
昨日から茅刈りをはじめて、草葺き屋根の準備をしています。
鹿やイノシシの害を避けるための新しい農地も借り増ししまして、新年の準備は着々と進んでいます。
この一年ありがとうございます。また来年も宜しくお願い致します。