無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

火曜日, 3月 29, 2016

苗箱土中の種子の様子

第1画像;播種翌日のタネの様子:芽がでています。
第2画像;3日目:乾燥状態に傾いてるので、根が伸びはじめます。籾殻は剥ぎました
第3画像;4日目:根がだいぶ伸びて、苗箱的には土が盛り上がって、膨らんだようになります。
第4画像;モミを剥いで、玄米にしてみました:芽と根と種子の関係を、正確に図に描けるようになれば、一人前なのかもしれない。
第5画像;割ってみたところ:胚乳や根は欠けてしまったが、メソコチルとか呼ばれる部所も、分げつの基部、所謂成長点が盛り上がっています。









月曜日, 3月 28, 2016

卒業から入学へ

3月は卒業のシーズン。退職を迎える方も居て、区切りの季節です。
生き方にも区切りをつけたがる人がいるが、人生に卒業はない。
ひとつ終えれば、ひとつ墓場が近くなる。
歳老いても、いまを生きるより他に、生きるすべはない事に気づかれるだろうか。

4月はスタートの季節。
スタートはいい。後がある。
新しいことを始めたり、もうひとつ上を目指す区切りにしよう。

人生に終わりはない。いつも新入生でいようと思う。

土曜日, 3月 26, 2016

イネ種子断面の紹介



イネ種子を、2℃から5℃くらいの冷水に浸け置きます。
日本不耕起栽培普及会のマニュアル「浸種」過程です。
前出画像は、浸種5日目の種子の切断面で、玄米の胚芽と胚乳が見え、拡大部は胚芽の様子で、左側に芽のもと、右側に根のもと、を感じ取ることができます。



浸種24日目、12℃予備加熱3日目
発芽時期を整えるために、酵素活性化温度域の低温で3日据え置くことにより、全ての種子がこの温度を感知し、発芽準備を整えることができ、この後18℃に高めるのですが、一斉に成長をして発芽時期のバラ付きを整えることができます。
この時、雑菌に侵されないように、浸種水槽にエンザー(酵素群なる名)を溶けこませて、良好な環境を保ちます。



浸種28日目、催芽温度18℃に高め4日目、苗箱に播種の前日のイネ種子
芽が出ました。鳩胸(はとむね)と呼びます。

画像は、イネ種子を手術用のメスで割って、安価の電子顕微鏡のカメラを買い、パソコンに取り込んだものです。
実験と画像の提供は、息子の将範によるものです。

拡大鏡は確か300倍であったと思います。

誰でもが手軽に?できるので、お求めになって、キレの良いクラフトナイフで、怪我しないように気をつけられて、自分の画像にすることで、イネの成長の初期をかいま見ることができます。

消費税・戦争法案・原発の廃止

ひとこと、申し上げておきたい。
巷間でいろいろ取り沙汰されていますが、消費税の増税問題。
野党あるいは野党連合の合意事項に、『消費税廃止』を盛り込んでおくべきです。
「消費税増税反対」などと、手ぬるいことを「叫んで」おりますと、与党は勝つために「消費税5%減税」を突然言い出すことになります。
勝てば官軍、なんでもあり。目標は別のところにあるのですから。
ゆめゆめ怠りなきよう。『消費税廃止』です。勝つためには「廃止」です。
「消費税廃止」
「戦争法案廃止」
「原発廃止」ですぞ。



野党党首に伝えられるヒトはお伝え願います。
今回の選挙は、参議院議員選挙です。衆議院ではないので勝っても政権は交代できません。
しかし、かならず勝つ必要があります。
与党は今回勝てば、すべてが手に入るのです。勝つために、小手先の戦術から、突然一本を取りに来ます。
「消費税8%据え置きの増税反対」の野党と、「消費税5%への減税」の与党とどっちが勝てると思いますか?

正攻法で行ったとしても、今回勝って次回の衆議院議員選挙で勝てないと、政権奪回もなし、戦争法案廃止もありません。
政権奪回時の経済政策の切り札は、「景気の回復」をなし『庶民の生活の復活』を目指すには、『消費税の廃止』が最も有効な政策です。
従って、野党連合が掲げ、国民が支持できる政策は、今回も次回も、
『消費税の廃止』
『戦争法案の廃止』
『原子力発電所の撤廃』
なのです。
もうひとこと、申し上げます。
選挙の政策に『反対』を掲げても訴えるチカラはありません。
なぜなら、それは野党すなわち、「自分たちは、遣らない側の政党」すなわち、始める前から「負け」前提の政策です。
今回は、『勝つ』ことを、国民にアピールし、かつ奪回後に必ず、実効性があるんだ、と感じさせる「政策」と「自分たちがやるんだ」という『言い方』を求められるのです。
ですから、『廃止』なのであって、『廃止を求める』でも無く『反対』でもないのです。
重ねて、申し上げます。政策は、
『消費税の廃止』
『戦争法案の廃止』
『原子力発電所の撤廃』
なのです。

金曜日, 3月 18, 2016

でっかい仕事

結構、田舎にはデッカイ仕事があって、ワタシはそれを特異としています。
完成までに数年掛かる、周りを歩くだけで数時間掛かるような現場。
登記を出す時にはよく、大きな風呂敷に包んで持って行きましたね。

どうやって?って聞かれるけど、登記の現場でデッカイ仕事は、ゴミみたいの仕事の集大成、小心なのです。

いっこ一個、土地登記簿調べて、全部合わさるように直していく、一番外側の土地の境を、納得してもらって整えて、穴掘って境の杭いれて、シコシコやっているううちに、土地がでっかくなるのですね。

他の仕事も同じだと思いますね。
小さい処に間違いや抜かりがあってはならないのだと思います。

お客様に寄り添って、痒いところに手が届いて、頭下げてお笑いして、そんなことの繰り返しじゃあないでしょうか。

それ省略してしまうと、なかなかうまくことは運びませんね。
だから、大物には、デッカイ仕事はできないのだと思います。
小者の特異点ですね。

「百事如意」という言葉があります。
全て思いのままになるという、二宮尊徳様のお言葉です。

して頂いたことに感謝して、「有難う。」ですね。 そしてそれに応えるべく、全力で事に向かう。のだそうです。そうすれば、思ったことが全て実現できるのだそうな。

納得ですね。 

仕事は何?

測天量地;結合多角測量、トラバース数15点、距離の和602m閉合差0.046mこの精度1/13100なり。
先日にやった市街地での2回路の結合測量、測点数7と8点、距離両方共ほぼ250m、閉合差0.014と0.018m、その精度1/17203と1/12827なり。

前者は完全なる山林の測量、ナタとノコを腰に差しての挙行。そう言えば、街でも差してました。

いまは、大勢さんの立合いの前後に、こんな感じでホイホイって測量しないと、なかなかお客様の求めに応じきれません。


でも、重要なポイントは精度やキレではなく、納期だったりもうちょっと違うところにあります。

調査士に登記頼んでくる人は、10人が10人とも登記が目的ではありません。
その先に叶えたいことがあって、仕方なく登記をするのです。その目的に合致した手順を踏むことが大事だと思います。

まず、その目的を探って、その実現に務めることだと思っています。
それには、登記をしないことも含まれていて、全部を含めてお仕事だと考えています。


でも、仕事する時には、キッチリが好まれているようです。

イネや農作業が始まる前に、しごとキッチリ仕上げておかないといけませんので、忙しいです。

木曜日, 3月 17, 2016

顧客に寄り添う経営から未来が

昨今の経済の変調は、資本主義が本来あるべき方向に向かわず、新自由主義に傾きすぎた事による変調で、マクロに見ると資本主義の終焉期だが、ミクロで考えると救いようがあると考えています。

世界人類的にみれば、早く一物一価を実現して、誰でもが平等に生きられるように、経済的には豊かだった民が貧しくなるのは、困窮している民が豊かになれるようにすることに通じ、間違ってはいないと思います。

しかし、そのようにならずにTPPなど称して、富を独り占めする少数の者のために、先進国の政治が傾いていることは、その国の民として不本意なので、是正していかねばなりません。

ミクロにおいては、日本の経済が堅調に推移する方向へ、国民の目を向けることで、日本だけ少し豊かになることが出来ると思います。

それは、中国と台湾とロシアが気づいた方向にシフトすることだと考えています。

そのポイントは「顧客に寄り添う」 こと、だと思います。

企業は誰のものか?株主と労働者と顧客のいずれかですが、東芝もシャープも己、すなわち株主である経営者の自己の保全を図ってしまったが故に、顧客が望む部分を中国に売り渡すようになっています。

売れた組織が一番の未来を生む箇所にほかならない。

何故か、買った者は顧客にニーズを活かす術を持っていて、そこに未来が在ることを感じ取っているから。

経営者が気づかなければならないことは、社員全員が”顧客に寄り添う”姿勢を保たねば、資本主義は間違った方向に向かうことです。

経営はある意味、社会主義。 販売予定を立てて執行しようとする。 経済用語でこれを社会主義といい、必ず失敗するのは歴史が教えている。

新自由主義は株主や経営者の利益を第一位に追求する。 これはやがて破綻する。
オカネの流れが循環しない仕組みだから、一種のねずみ講となってしまうので、一部の者がそれを行っている時は良さそうな仕組みに見えるが、大多数の企業がそこに手を染めると、富の渋滞が始まり最後は破綻する。

顧客に寄り添い、顧客がもとめている生活を提供することが叶うと、継続して顧客とともに企業は存在できる。 これがシュンペーターの言う資本主義だ。

いま世界で、その思想を持って動いている企業群は、中国と台湾とアジアの新興国にいることは、読者にも見えていることだろうし、その限りにおいて彼らに未来はあることもお判りだろう。


さて、社会政治に目を向けて見ると、与党は多くの企業が中国と共に経営を発展させようとしているさなか、かの国と戦争をしようとして国民の富を奪って軍事の拡張に余念がない。

軍事友好国である米国や韓国と、我が国の多くの企業が運命をともにする経営をしているだろうかと探してみるが、敵国に重心をおいている企業や、新しく敵になるべき国に身売りしているような状態で、どうして豊かな未来など夢見ることが出来るだろうか。

企業は社員の総体、従業員が顧客に寄り添い、顧客とともに生きる決心をすることが、生き残るただ一つの道ではないでしょうか。

国家政治は国民の総体、批判しているだけでなく国民のこととして、政党や巨大資本に身を売る者にではなく、国民に寄り添う政治を目指し、国民とともに繁栄する姿勢の政策を、発表し実行せざるを得ない状況に追い込めば、私たちの未来は開けてくる。

国民あるいは従業員が、己の夢や生活を追求するために、具体的に考え行動を起こすことが、生き残る道に近づけると思います。

さてそれを、日本人が手にすることが出来るか?アメリカ人なのか?中国人か?ロシア人か?いまはそういう、大きな波の選択の時のように見えます。
団結した国だけが手にすることが出来そうですね。

もっとミクロにすれば、顧客に寄り添う選択をした者には、福音がありそうに思えませんか。

水曜日, 3月 16, 2016

野党が掲げるべき政策

いま、政府がやろうとしていることを防がなければならない。
いま、政府が約束していて出来得ていないことを、出来るようにしなければならない。

いま、野党が掲げるべき政策

「消費税の廃止」 民を豊かにするためには、民を強くすること。

「平和憲法で世界に」 戦争をしないことで、名誉ある地位をえよう。

「報道の自由」 報道が権力から自由になって、国民に本当のことを伝える。

「学問の自由・仕事の自由」 真実を知るために学ぶ、差別なく働ける自由を。

「日本の再生は教育から」 日本の特技である高品質のモノ作りと顧客に寄り添える教育から。

「司法の独立」 政治から裁判所を独立させる。

「地方自治の確立」 政権と地方自治が平等の関係を。

等々、思い切った、具体的に実行できる政策を掲げるべき時だと思います。

いまは、アメリカと同じ口調で、革新的なことを言わなければ、弱腰だと思われてしまう。

アベシの口調がペラペラであろうと、いいことをスラスラ言ってるので、支持率が高いとすれば、連立野党は互いに競って、その上を行く政策を、ドンドン発表するべきである。

どうせ、今年は言うだけで良いのだから。でもそれで支持が得られたら、次の衆議員選を本気で実現できる候補を出して、これもガンガン闘うべき。

いまやらなければ今できなければ次はない。今やれば次もある。この二つの選択肢しかない。

月曜日, 3月 14, 2016

植物と窒素肥料の関係(その5)

大気中の窒素量と酸素量の比は4:1であることはご存知だと思います。
水中ではどうか?窒素は不活性なので水に溶けにくく、その比は2:1だそうです。正確には1.98だと教わりましたので、確かめてみたわけではないですが、そうなのでしょう。

そのことが考えられるのが、窒素肥料を入れた時のイネの葉色が青くなる変化です。
おなじことは、バイアグラの薬効でも起こっているようで、それの成分は主に窒素でできてるようです。
似たことは、醸造でも言えて、発酵を促進させるために酵素剤を使用するそうなのですが、やはり成分が窒素であると、コレはネットを検索して数少ない例によって学びました。

成否のほどは不明ですが、窒素の効能を調べていると、頷ける例に行き当たります。

また、窒素固定という表現に疑問をいだいて、「窒素固定」と検索してみると、植物が窒素を取り込んで構成物にしている例は見当たらず、また、画像で検索を繰り返していますが、現場を捉え他画像はまだ1枚も見当たりません。

なぜなら、植物の反応は酵素が介在しますので、全て水中で行われます。言葉のアヤですが窒素「固定」ではなく、窒素「液定」でなくてはなりません。

「窒素固定」とは、主に窒素肥料を作るために、空気中の窒素を固形化するための用語のようです。
僅かに、大豆の根の玉、根粒菌が窒素固定の例として登場してきますが、根粒菌は一番大きくなるのは収穫時すなわち、要らなくなって余ったモノが玉になって付いているとしか思えません。

ALA・葉緑素・酵素類の基材に窒素Nが使われていますので、轢き潰して分析すれば窒素量は検出できるでしょうが、これらの組織は、乾燥してカプセル化によって、生命基を保護しながら使い回しにより、大地を循環して、作り出される機関は動物の機能の中にあると考えています。

動物が創ったり修復して大地に戻し、植物が再生循環をさせる。動物と植物の共生による大自然の仕組み、を考え構築するようにしないと、動物の寄与を殺虫剤や除草剤で遮断して、植物と化学だけで創りだそうとする試みは、偏ってしまい、植物だけでなく動物やヒトにも病気になる因子を与えかねないと危惧しているのです。

市村光志氏平和論(全3編)






土曜日, 3月 12, 2016

3.11に思う

ヒトは子孫を残そうとする。生きた証、自分の痕跡、しかし子だけが痕跡ではない。
輪廻転生の考えまで昇華しなくても、例えばションベンをしただけでも、ワタシの血液のDNAや痕跡は、植物の餌となって植物に宿る。
汗をグラウンドで流せば、その草、小動物のエネルギーになって、ワタシの痕跡は世界に広がっていく。
遺体はダビに俯せられると全てが燃え尽きてしまうけど、若し土葬なら魂も含めて全てが、小動物や微生物、根から植物に取り込まれ、全てが新しい生命に生まれ変わって存在し続けるのです。
不謹慎かもしれないが、行方不明の方のヒトの生命は尽きても、遺体の全部の痕跡は、永久に地球全体に広がって存在し続けているのは事実です。
悲しいけれど、戻ってこないということは、そういう風に生きているということなのだと考えられるのです。

植物と窒素肥料の関係(その4)

植物も動物も、ある基材は使い回しであるらしい。

この使い回しの概念が、大きくは輪廻転生であり、狭義では身土不二というような言葉になって、古人は瞑想の中で繰り広げられてのであろう。

それにしても、只の瞑想ではなく、実際に薬草を探したり、田畑に向かっての体験の上の瞑想でに、優れたものが今日まで語り継がれている、事は想像に難くない。

事実、我が家のご先祖にも、全てのきのこを食べて試し、お亡くなりになった御仁が伝えられている。父は盆に名前も教えてくれたのだが、当時のワタシはボンクラだったので、スッカリ忘れてしまった。
今頃になって先祖を敬おうにも、既に盆暗である。

さて、ワタシは植物と動物の最大の違いは、脳みその小脳の存在だと考えています。

動物にはあって植物には不要な理由。セルロースからタンパク質の合成のコントロールではないか。

植物ができるのは再生、動物は内臓において、創生を行っている。その為に些細にコントロールする必要があり、脳の存在があると考えています。

牛など草を食べて肉を創ってる動物と、虎やネコのように肉を主食にしている動物では、脳の使い道が違う。
牛は、反芻させて消化せるように胃袋がたくさんあったりして、生きることに精一杯に見えるが、トラなどは肉から肉を作るので、脳みそはハンティングや早く走る方にも脳が使えるので、俊敏の割には頭が小さい。

それだけで決めつける訳にはいかないかも知れないが、セルロースからタンパク質を創りだすにはかなり高度なテクニックが必要です。

もし、草がそういう難易度の高いシグサをするとすれば、種の成分が消化酵素だけでブドウ糖に変わり得るデンプンや油脂であることが不自然であり、光合成の創成物の中が炭水化物だけなのは不自然になる。

さて、問題の窒素だが、このネットでも窒素固定なる言葉で、画像を検索してみるとわかるが、期待している植物が窒素からタンパク質を作り出してる画像は見当たらない。

植物には、むずかしい仕草なのではないだろうか。

若し、植物ができ得るとすれば、種子の一部に硝酸やアンモニアでできた種がなければならないが、その種を食べれば動物は死ぬので、あったとしても動物に運んでもらうという、共生の歴史の中で淘汰されて、共生可能な種が地球を覆い尽くしたと考えるべきであろう。

そのようにして、瞑想の中では、タンパク質など高級な基材は、温度と水分の寡多によって活性と休眠なる性質を得て「使い回しがされている」と考えています。

この使い回しが理解できないと、自然農は難しいのではないかと、ワタシは考えています。

木曜日, 3月 10, 2016

植物と窒素肥料の関係(その3)


浸種17日目のイネ種の画像:上は半分にした処、下は胚芽の拡大図、
左に根が右に芽が伸ばす準備をしているのが観てとれる

自分で言うのも何だけど、無農薬農業というか、どんなんでも農業やろうとしたら「植物の成長の原理」知らなくて作ってたら、杜氏が買った糀で酒かもしていたり、パン屋さんが重曹でパン焼いてたりしてるみたいで、「おい、大丈夫か?」って言いたくなるよね。

ところで「あなた、大丈夫ですか?」

今度、「減農薬だの」「有機栽培だの」おっしゃってる農家さま、お会いしたら、聞いてみるといいですよ。

例えばコメ農家が「一回きりの除草剤」のお話された時、「何故、1回だと安全なのか?」安全だとしたら「2回目の除草剤を撒かないで済む理由は?」あるいは「その処方は?」ッて聞いて診られることお勧めします。

答えられるヒトいないと思いますよ。どんな安物でも今は1回で十分効きます。

なぜなら、クミアイ化学の除草剤のホームページに「〇〇の除草剤はアミノ酸を形成する酵素を阻害する作用がある。」と書いてあります。このクスリ酵素阻害剤は経年劣化しません。

すなわち、カノ社は植物の生育条件が「酵素」であることを、実験を繰り返してご存知なのです。
植物の成長を元から断つには、酵素の活動を停止させることが、一番手っ取り早いからです。

何故アミノ酸の生成と書いたか?転移酵素などの生育酵素は球状タンパク質であり、消化酵素の働きにより水分が多い方に傾きますと、タンパク質が加水分解してアミノ酸に変わり、転移酵素が活動を始めたことが判ります。
すなわち、植物が旺盛に生育する時は、アミノ酸を検出できるというわけです。

イネの発芽の時に、アミノ酸の発生を証拠付けるものに、GABA ガンマー・アミノ・ブタン・エイド、通称γーアミノ酪酸、頭文字をとってGABAと言いますが、このチーズのような薫りが発芽特有の香りで、酵素が活性化したことが、お百姓にも分かる瞬間です。

安全を標榜する自然農のお百姓は、こんな感じに、イネや種に注目して苗を作っているのです。

植物と窒素肥料の関係(その2)

植物に窒素が含まれていると云われています。

植物を細かくして、成分を分析しますと、セルロースを構成する炭素と水素と酸素のうち、水分を除くので炭素が多く検出されると思います。確かに最後は炭になるのです。

窒素も含まれていることになっています。葉緑素の前進5-アミノプリン酸は窒素が構成物質のひとつで、酵素はタンパク質ですのでコレも窒素が含まれていることになります。

少し視点を変えてみましょう。

宮下和美という個人が居ます。彼はとても個性的で躍動的で、神出鬼没です。お友達に音無静香さんが居たとします。彼はとても控え目の人生を送っているのかもしれません。

この二人を比べる時、轢き潰して成分を比べても、全くと言ってよいほど同じ成分です。
でも、ヒトは生きていると全く違った動きを見せ、和美さんは長生きしそうだが、静香さんはどうでしょう。

植物は生きています。イネも豆も生きていくために、どんな肥やしが必要になるだろうか?轢き潰してそこに窒素Nが含まれていたから、野菜には窒素が必要だという理屈は、しばし乱暴な理論の組み立てなのではないでしょうか。

生きている植物が活発に生きるためのエサは何か?という時には、生きている植物を観察して、答を得ないと、轢き潰した成分の配合だけでは、間違えてしまう恐れがあるのではないでしょうか。

繰り返しますが、ワタシは窒素が果たしている役目は、樹液中の酸素濃度を高めて転移酵素が活発に活動できるようにしている。だけ、だと考えています。

植物がほんとうに必要としているのは、ALAを構成する動物の汗の痕跡や、枯れて乾燥した葉の葉緑素に含まれているALAと、成長を助けていた酵素が乾燥や低温で休眠して、水に溶けて再び送られてくること、それを支援するミネラル群だと考えています。


昔の肥料の代表的なものは、「溜め」農民の汗を流した風呂の落とし湯にションベンを混ぜて培養しました。コレは今ではEMとして全く同じ臭い効能であると信じています。

「腐食堆肥」山の枯れ葉、土手の草を積み重ねたもの、場合によってはコレに家畜の分を混ぜました。
家畜の糞の役目は、糖分だったと考えています。酵素を培養する時に糖分が必要で、今でもEMの培養にはサトウキビの絞りカスが一番と言われています。


そのようなことを考えて、ワタシは枯れ草を圃場に残し、古代の海生からなる棚倉ミネラルを撒いて、ME菌を培養して大量に散布することで、全ての肥料に変わり得ると考えています。

植物と窒素肥料の関係(その1)

コスモ石油ALA株式会社HPより
5-アミノレブリン酸(ALA)の説明図

動物の体内で、ALAの中心に鉄Feがあると、赤血球。植物においてALAの中心にマグネシウムMgがあると葉緑素となって、葉を牛が食べて血液に、汗や尿から排出されて植物に取り込まれて葉緑素に、葉緑素は乾燥と低温で休眠して大地で休み、根から吸収されて違う植物の中で葉緑素として活躍。

輪廻転生のとおり、ALAを生命の根源物質として、使い回しがされているらしい。

このことは、自然栽培の農家なら、「ボヤーッと考えていた」ことらしいので、お話しするとすぐにお判りいただけました。

そうすると、酵素の使い回し、生命の使い回しが、この図式で証明できることが、ワタシの頭のなかのできごとだけではなく、少し世間に向かって喋れるようになる。

パスツールが、生命は私たちの環境では生まれておらず、使い回しであることを証明してから100年。
また、転移酵素の存在や定義から、低温や乾燥で大地でお休みしていた生命基は、春や雨で水に溶け植物に取り込まれ、再生されて転移されて植物という生命体になって活躍する。

酵素は球状タンパク質なので窒素Nを含んでいる。ALAの中にも窒素Nは存在している。

植物のセルロースは炭水化物で窒素Nは無いが、セルロースは棚で、大地から使い回しの酵素やALAがそこに収納される。こんな図式。

窒素を含んだものは使い回しとすれば、窒素肥料は植物を構成させるためには、不要なのです。


窒素と酸素の比率は、大気中では4:1だが、窒素のほうが不活性なので、水中では1.98:1だそうな。約2:1ですね。
その比率で水に溶けるので、窒素肥料を取り込んで、樹液中に窒素分が大量に溶けていると、その間じゅう、酸素は使われても使われても半分の比率で溶け続ける。

これが窒素肥料の最大の役目です。

その特性に気がついたのか?政府に頼まれたのか、リービッヒは、窒素が植物の成長に役に立つ論文を書いたのが、第1次世界大戦が終わった頃です。
戦争の必要がなくなって、爆弾産業の失対事業として、窒素固定を行っていた硝酸を、窒素肥料すなわち硝酸アンモニアHNO3+NH3を作り農家に売ったのです。

第2次大戦後、鉄の需要が増えて、高炉でコークスの生成にアンモニアと硫酸を使い、その廃棄物の硫酸アンモニア (NH4)2SO4  硝安を硫安に変え同じ効果があることを語りました。
そんな理由で、昔は金肥って言えば硝安、戦後になっていつの間にか硫安になったのです。
だから、今でも新日鉄が日本一の硫安メーカーです。

事実、硫安でも硝安でも、窒素分は水に溶けると、樹液中の酸素濃度が高くなって、窒素がある間は酸素が供給されることになります。


硫安をくれると葉が青くなる理由は、酸素濃度が高くなると光合成の式の酸素が詰まるので、式全体のスピードがゆるくなります。

 6CO2+12H2O→光合成→C6H12O6+6H2O+6O2

葉が緑の理由は、赤い光(熱エネルギー)と青い光(化学変化のエネルギー)が使われて吸収され、緑の波長部分は使われなかったので反射して、緑に見えるのです。

硫安をくれて、葉が青く見えるのは、光合成速度がゆるくなって、青が全部使われずに一部が反射して青緑に見えるのです。

何故使われないか?樹液中の窒素濃度が高いと酸素濃度も高まり、光合成式の最後の6O2の溶存が進まず、式全体の効率スピードが落ちます。

一方成長点では、酸素濃度が高いため、転移酵素の活動が促進されて、成長が著しくなります。

戦闘現場ではドンドン、兵站が伸びて補給が効かずに戦ってる感じ、材料が届かないのに成長は盛んになったら、現場では炭水化物CとHが間に合わなくても、セルロースを造らなくてはならず、いきおい空洞や化学肥料の異物を交えたセルロースを作るようになる。

これが化学肥料が効きすぎた時の弊害、金持ちのボンボンが大きくなった感じ、それだけでも病弱のうらなりって感じなりませんかね。

葉の色は、山の竹林の先端の葉の色、若緑色が最適解です。つまり、光合成が盛んに行われていて、緑が薄く感じるほどの緑が、光の三原色の赤と青を除いた緑分の色なのです。

この確認は、夏の夜デジカメ持って、イネを写してみると判ります。闇の中フラッシュで稲を撮っても、光合成は行われていないので、熱エネルギーの赤は吸収されてしまいますが、青は全量反射しますので、緑と青が混ざった、濃い青緑色に写るのです。


そんな風に、光合成や酵素の働きなどを考え合わせると、化学肥料の窒素は無くても良い感じになります。

水曜日, 3月 09, 2016

自然作は、何故に美味しい

ヒトの味覚は、千差万別ですので、絶対に美味しいというのは、難しいけれど、傾向的にオイシイ感はあるでしょう。

ヒトの味に関しては、戦前・戦後・最近と変化しています。

最近は、トレハロースに代表されるように、化学合成されてできた味に馴染んでいる方が居ます。

トレハロースは、デンプン粉を高熱キルンに入れて回しながら、水素を吹き込みますと粉末水飴に変わります。ある温度や圧力で、トレハロースが多くでき、それが甘い味覚を含んだアミロースで、例えばお米を炊く時に使うと、魚沼米に匹敵する味が得られたりしますが、戦後すぐに生まれたワタシにはおいしく感じません。

人類の歴史は、2万年とかもっと長い時代を、高等生物として生きてきました。
その間進化を遂げてきましたが、ヒトの一生の間には進化はできずに、環境に順応するか適応できずに死ぬかの二つの生きる選択肢しかなく、しかも自分では選ぶこともできずに死を迎えてしまいます。

そこで、ヒトは最も長かった時代の郷愁の味を以って「おいしい」と感じるようです。
自然の中で生きてきた時間がつい生まれる前まで続いたがために、自然の味を「美味しい」と感じることが最大公約数となります。

従って、化学肥料を使った野菜と比べて、使わない野菜を「美味しいと感じる」世代は、多くの古い大人と幼児となり、中間のインスタント食品で育った世代だけが「まずい」と感じるのではないでしょうか。

植物はセルロースという葉緑素を入れる棚や骨組みと、ALA(5-アミノレブリン酸)にマグネシウムを取り込んだ葉緑素や転移酵素でできています。

葉緑素のケースのALAは、4個のブドウ糖。セルロースはブドウ糖が酸素を介して互い違いに繋がった組織、いずれも原料はブドウ糖なので、緑の葉において葉緑素が光合成で創りだすのが、それらの元になるブドウ糖です。

それなら、自然の野菜を自然界でかじれば、それはもともと、ほのかに甘いのです。
それを大多数のヒトは、美味しいと感じるようです。

つまり、大自然はもともと、おいしいのです。

火曜日, 3月 08, 2016

黄金の式の持つ重大な意味

植物の葉緑素が介在して、葉で何を作っているか?ご存知でしょうか。

6CO2+12H2O→光合成→C6H12O6+6H2O+6O2
黄金の式なのです。

左の水は濁った水でもいいのですが、新しい純水とブドウ糖を創り出しているのです。

ブドウ糖はやがて、これも創りり出された6O2を転移酵素のエネルギーに使って、ブドウ糖からH2Oを抜いて、ブドウ糖の向きが互い違いに繋がった(C6H10O5)nという純粋なセルロースを創りだすのです。

イネの登熟では同じようにH2Oを抜いて、今度はブドウ糖の向きが一定な(C6H10O5)nという純粋なデンプンヲを創って蓄えるのです。

何のために?発芽の際に再びH2Oを加えて純粋なブドウ糖を得、もう一度H2Oを抜いて、間違いのないセルロースを創りだすためです。

日本酒やワインの醸造では、酵素によるこの変化を利用して、ブドウ糖から2CO2を抜いて、アルコールCH2CH3OHを造り出しているのです。

このことを知らずして、コメを作ったり、ぶどうを作ったり、酒を造ってもまがい物しかできません。

特Aだ、食味王だ、日本一の杜氏だ、と言ってもそれは、農薬まみれ添加物まみれの鬼ヶ島のできごと、竜宮城の景色は全く違った世界なのです。

ほんとうにことを知りましょう。学びましょう。私は60歳で知りました。まだ間に合います。



やわはだのあつきこころにふれもみで、さびしからずやみちをとくきみ

きみしぬたもうことなかれ

廃業すると決めた蔵の報に触れて想う。 君死ぬたもうことなかれ

造り終えた杜氏さんおいで、柔肌はないけどコメとサケのキモは教えてあげるよ。

イネを学んだら帰って、もう一度勉強しなおせば、世界に羽ばたけるよ。

一番重要なのは、蔵持ってるかどうか。あとは跳躍あるのみ。

月曜日, 3月 07, 2016

自分でヤル

自分で出来ることは自分でやってみようと思います。

自分にできないことを、ヒトに期待しても、無理ではないがむずかしいと思います。

やってみてできなかったら、ヒトにお願いするしか無いので、そういう姿勢になります。
ヤレって言ってもむずかしいけど、お願いすればなんとかなると思います。

自分でできなくて、やってもらったら、感謝しますよね。

そんな関係が良いのかな。

とりあえず、出来ることからやっていこうと思います。

土曜日, 3月 05, 2016

武石自宅裏の福寿草

武石の自宅裏に、福寿草の群生地があります。
その昔、近所のおじいさんが苗を植え付けてくれて、そこが春最初のお花畑です。
今年は、ゆきが少なかったので、枯れ草が潰れておらず、立ったままなので、花が藪の中で可哀想です。




金曜日, 3月 04, 2016

輪廻転生:葉緑素と赤血球

葉緑素(クロロフイル)と赤血球(ヘモグロビン)は、どうも使い回しの構造になっているらしい。

コスモ石油の研究成果の転載によると、下記のようらしいです。

5-アミノレブリン酸(ALA)とは

5-アミノレブリン酸(ALA)は、地球創生期より存在し、生命の根源物質と呼ばれています。5-アミノレブリン酸(ALA)が8つ集まると、ポルフィリン類が形成され、ヘムやクロロフィルとなります。つまり、5-アミノレブリン酸(ALA)は生命活動に不可欠な物質の前駆体です。

ヒト・動物における5-アミノレブリン酸(ALA)

ヒトや動物においては、鉄と合成することヘムやシトクロムを形成します。
ヘムやシトクロムは電子伝達系で作用、代謝を促すため、5-アミノレブリン酸(ALA)は必要不可欠です。またヘムはヘモグロビンとして、血液生成や酸素の運搬にも作用します。

植物における5-アミノレブリン酸(ALA)

植物では、マグネシウムと合成することで、葉緑体の中で作用するクロロフィル(葉緑素)となります。そのため、5-アミノレブリン酸(ALA)は光合成に必要不可欠な物質です。

 (原典のホームページ)
  http://www.cosmo-ala.com/research/index.html 


かねてより、原点のところは使い回しではないか、と考えていたのです。

【葉緑素 ヘモグロビン】と入力して画像検索すると、中心が鉄FeとマグネシウムMgと入れ替わるだけで、同じかたちの化学構造式がいくつも出てきます。

それぞれのページに飛んで1時間ほど学べば、上記のことがうっすらと理解できるようになりました。

『 ALAが最初にあって、マグネシウムを取り込んで葉緑素(クロロフイル)となり、植物の葉の中で、光合成によりブドウ糖を生成して、植物の成長に寄与する。

やがて枯れて、腐食となり地中に蓄えられて、根から再度吸い上げられて、クロロフイルになり新しい植物を構成する。

動物が葉を食べて、腸においてマグネシウムが鉄と入れ替わって、ヘモグロビンとなり血液中を循環して酸素などを運ぶ仕事をする。

汗や尿となって大地に戻り、また植物に吸収されマグネシウムを取り込んで、葉緑素となる。 』

こんな構造になって、生命は大自然を循環しているのではないか。と、私も考えているところです。


体内では酸素がないので、嫌気性の活動になり、酵素が酸化して食物から酸素を奪う。結果食べたものは、還元系に移行する。
葉緑素からマグネシウムが外れて、小腸で鉄がつけばヘモグロビンだ。
汗や尿と一緒に排出されれば、大気の環境では鉄は酸化して外れ、植物に吸収されて、苦土すなわちマグネシウムが付いて、葉緑素となる。
輪廻転生の原理が説明できる。自然循環農法の原理がそこにある。科学だ。

木曜日, 3月 03, 2016

軍事オタクの元祖は中国

NHKで真田丸を放映しているおかげで、信州や群馬ではまち起こしが盛んだ。

一体、そこから何を学ぼうと謂うのだろうか?

真田親子鷹の上田合戦での白眉は、神川の水攻めである。
予め上流にダムを設け水をせき止め、敵軍を渡川させる。
しかる後に川岸で引いたり攻めたりして、陽動作戦により深追いさせ、虚を突いて急襲し、退却を余儀なくさせ、待ち伏せ部隊の大なる存在を知らせしむる。

退却途上の敗軍が渡川せし時を狙って、上流で堰を切り攻め立て、秀忠の軍勢が関が原に遅れた軍場である。
これが世に有名な、真田昌幸の神川合戦ですが、原典は国士無双で有名な韓信の策で楚の龍且軍を壊滅させた濰水の戦いだ。

真田軍は主に調略を以って戦わずに勝利を収めている。
孫子でも、三十六計逃げるが勝ち。すなわち「絶対、戦かうな」と言ってるのだ。

戦えば、必ず味方に被害が出る。得にならないのは当然、だから調略すなわち、騙し合いが大きな武器になる。

調略が叶わなかった時、全軍を以って戦場に赴き、数やホラで威嚇する。それでもダメなら逃げろ。がキモだ、一理ある。

そういう意味では、北朝鮮のオドシの水爆も衛星打ち上げロケットも、中国軍の南沙の要塞も理にかなってる。
威嚇だけで済めば、孫子の兵法の学士だ。

沖縄の米軍も、アベシの軍備も平和のためかもしれない。
トランプも似ている。全て、古代中国に源を発する戦争が全ての時代の考え方である。

先の敗戦を体験して、永久平和によって名誉を得ようと謂う憲法を持った私達が、果たして学ぶべきは紀元前の戦い方なのだろうか。

安全の食のオタクになる

オタクは、歳老いた者の表現によれば、”極め“にあたる。

極めれば、すなわち明察。

どうして勉強するの?の答は、「ダマされないように、真実を自分の頭で判断できるようになる」タメなのだそうな。納得。

安全の食を極める。安全のコメを極める。安全のみそを極める。それぞれ、理論を駆使して科学で対応できるようにする。

安全の日本酒も極める。安全のワインは既にフランス人が極めてる。

安全のコメ・安全のみそ・安全の日本酒は、日本語でいける。

安全の野菜も日本語で大丈夫だ。
このジャンルなら、アメリカ人やイスラエル人や政治家や資本家に騙されずに済みそう。

安全の果物は日本語では少しむずかしい。
安全のお菓子は完全にフランスに傾く。

今年も、勉強すること、たくさんありそうで、嬉しい。

マダマダ、歳とってはいられない。

水曜日, 3月 02, 2016

自然は安全

安全はどうやって手に入れるのか。

食の安全は、田んぼや畑を自然に戻すところから。

自然に戻せば、野菜もイネも病気にならない。たくさん収穫できないだけ。

農地はたくさん余ってる。倍作れば必要なだけは採れる。

山の落ち葉や木くずを畑に入れるだけ。田んぼは耕さない、水をいれるだけ。

安い化学肥料が、野菜を病気にする要因。さりとて、高級肥料なんて売ってない。

「入れない」選択肢が最良の肥料。最初は小さな芋、小ぶりのダイコン、軽い白菜でいい。
そのうち、慣れれば、結構大きくなる。

窒素・リン・カリなんて言っても、それが何指すか知ってない。窒素って「N」だけどそんな肥料ない。

リンって何?カリって何?答えられない。リンってリン酸なのかリンなのかリン鉱石なのか?カリってカリウムなのかカリ鉱石なのか?

実は適当なの。なくても良いっていうか、無い方がいい時がある。
農協はやれやれって言うけど、透析受けるようになって医者に相談すると、「リンとカリの入ってない野菜を食べなさい。」って言われる。

どういうこと?でっかいじゃがいも、ど太いダイコン、持ちきれないほどの白菜やキャベツ、化学肥料たくさんくれると、できてくる。そんなの食ってりゃあ透析患者になれるってこと。

で、筆みたいなダイコン、豆みたいなジャガイモ作って食べるようになる。手遅れに為ってからより、はじめから自然の中で生きてたほうが、痩せてるだけで済む。

コメも同じこと、たくさん取りたきゃあ、田んぼの数増やせばいいだけ。
田舎には、荒廃田んぼたくさん余ってます。

固定資産税分払ってくれりゃあ、土手の草刈ってくれりゃあ、誰にでも貸しますよ。

自然の中が一番安全。

自分でコメ作って、自分で豆作って、自分で糀だして味噌作って、痩せた野菜でみそ汁食べる。

玄米食べて、痩せたダイコンの漬物食べてりゃあ。アメニモマケズだ。

火曜日, 3月 01, 2016

激動の時代に生きるには安全が目安になる

絶対概念が必要だ。それが安全よ。

これから激動の時代がやってくる。
TPPの施行で、農産物や食品化工によって、信じられないような添加物が加えられて、市場にあふれるようになるかもしれない。

その前に、ついに日本も何処かとドンパチやるようになるかもしれない。
近い未来には、アメリカの経済や政治が混迷して、日本の舵取りが利かなくなるかもしれない。

そんな不安だけが、蔓延している。

よく考えてみよう。そういう時代は初めてだろうか?
昭和の開戦と終戦。明治維新前後。戦国時代。鎌倉時代。というように、先祖はそこを生きてきた。俺たちは、間違いなく彼らの子孫だ。

伝統文化を見てみよう。何時から始まっているのだろうか?わからないくらい昔だ。
その仕事は簡単な仕事だったのだろうか?

否、世代を継続した訓練が必要な技で、気の遠くなるような熟練によって編み出され、継続している。

いま、私たちはそういう心に目を向けて、残る努力をすることにより、
気が付くと、残る側にいた事になるのではないだろうか。

狩野派が花開いとのは何時だろう?突然開花したわけではなく、日本人は、そうした努力を激動の時代に続けてこれた、文化を持っている民族なのだ。

今私たちは、何処に目を向けるべきか?

そのひとつが、自然と安全だと考えています。
自然に回帰して、安全を目指す。その先に激動の時代でも生きられるヒントが隠されている。

安全なコメつくりは、田んぼを自然に戻すこと。
自然に戻そうとすれば、薬品を輸入する必要はないので、TPPとは遠いところになっていく。

自給自足を支援する仕組みには、売り買いのオカネの流れとは無縁だ。
大自然が味方の野菜つくりの先には、新しい病気による死ではなく自然死が見えてくる。

死ぬときは死ぬ。医療費や介護の心配をせずに死ぬこともできる。


安全をもう少し考えてみよう。
ハイブリッドの車のアクセルペタルとエンジンの回転制御の間には、コンピュータプログラムが介在している。

ワタシは、無謀運転歴45年以上で、田舎では有名な暴走運転者だったが、未だアクセルペタルを最後まで踏んだ経験はない。

このことは、若しアクセルペタルが規定値より踏み込まれた時、ブレーキペタルの踏み間違いであるとして、エンジンの回転を下げて、緊急ブレーキが掛かるように、プログラムを書き換えるだけで良い。

時期的には、明日の生産車から切り替えることができる。コストは数十円だ。
どうなるだろう。納車待ちのヒトは喜ぶ。直前に納車された者でも買い換える者もでるだろう。
その中古車は新しいプログラムに入れ替えて再販する。

ハイブリッドにそんな仕組みが込められたら、中古車が相場より20万円高くてもすべて売れる。
乗ってる奴も、20万出してプログラム更新するだろう。

ほら、景気の潮目変わるじゃん。要はやる気よ。